俺の後ろに立つな

「ゴルゴ展」というのが川崎市民ミュージアムであるそうな。

何を隠そう自分が一番大好きな漫画は「ゴルゴ13」である。
東西冷戦の昔から、古今東西の知識の粋を集めた漫画が他にあるだろうか。
それで、コンビニ版の最新の物が読める(3か月に1回出るやつ)は必ず買っているというほどである。

それで、常磐線から品川乗り換えで横須賀線に乗り、武蔵小杉まで直行である。
決死モデル:トルソーさんナイ

武蔵小杉はこれまで南武線か東横線でしか来れなかったものが、横須賀線でも来れるようになったので便利になったと思いきや、この横須賀線ホームから元々の南武線口まで歩くこと歩くこと・・・
日本三大長距離乗り換えは、以下で決まりではないだろうか。

  • 京葉線の東京駅
  • 埼京線の渋谷駅
  • 横須賀線の武蔵小杉駅

ともかくも這う這うの体で北口まで到着。

川崎市民ミュージアムは中原区にあるが、武蔵中原駅で降りるのではなく武蔵小杉からバスで行くことになる。
事業者は川崎市営バス。ただし川崎鶴見臨港バスに運行委託しているのだという。

「回送」のLED幕にはキティちゃん。
ここでもキティちゃんとコラボしてるらしい。仕事を選ばないキティちゃんである。

ここから溝ノ口駅行きに乗り、川崎市民ミュージアムを目指す。
川崎ヴェルディが本拠地にしていた等々力競技場と同じ敷地にミュージアムはあった。

さすが川崎は工業都市だけに、玄関前に溶鉱炉が鎮座している。
決死モデル:チームY楼山

この溶鉱炉は、日本鋼管にあったもので、昭和12年にイギリスから輸入され、昭和32年までNKK京浜製鉄所で活躍したものらしい。それにしてもたった20年って随分短くない・・・? 溶鉱炉なんてそんなもんなの?

さて、ゴルゴ展へと進み入りましょう。
ゴルゴ展の入場料金は1,200円。

第1展示室は「ゴルゴ13」の作品そのものをテーマにして展示してある。
入り口には、
「展示室に入ってもらおう。お前の仕事は、しばらくの間黙って鑑賞することだ」
とある。

ゴルゴ13各話の表紙原画や、ゴルゴ13が常用するアーマライトM16の実物(これだけは写真撮影可)などの展示だった。
また、ゴルゴと関わった女たちに関する展示もあった。名作「海に向かうエバ」など。
自分としては、初期ゴルゴの「ブードゥー」(第11巻)のナンが印象に残っている。どう印象に残っているか・・・ それは読めば分かる。
あと、第60巻「プロキシーファイト」の、やたら露出度大でリゾートな恰好でゴルフやってたセレブのお母さんかな。あれは熟女マニアにはたまらん。

第2展示室はといえば、さいとう・たかを先生に関する展示であり、仕事場やゴルゴ13以外の作品に関する展示、また、仕事場でのビデオ上映などもあった。

動画を見る限りでは、さいとう・たかを先生は老齢になっても関西弁の抜けない方のようであった。

自分もいつか、ゴルゴ13の脚本書いてみたいんだけどな・・・
どこかで応募してないかな。持ち込めばいい?

そんなこんなで、小一時間ゴルゴ13の世界を堪能した。

そんなこんなで、さっききたバスと同じ方向のバスに乗り田園都市線の高津駅へ。
決死モデル:チームR真夜

高津駅前には、帝京大学溝口病院がある。武蔵溝ノ口ではなく高津にあるのだ。

それはさておき、田園都市線で今日も国会図書館を目指すこととしたい。いつの日かゴルゴ13の脚本を掛けるだけの知識のためには、普段の知識の習得が大事であると考える。

これは押上行きで、永田町に直接行くことができる。

果たして国会図書館へ。
決死モデル:チームTアンヌ

昨日のヨミダス問題について係員に聞いてみると、
「あー、変わっちゃったんですかねえ。もし一面お入り用でしたら、マイクロフィルムもありますけど」
ぐらいの回答しかなかった。

あーあ・・・

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