北神急行の鉄娘に「北神弓子」というのがいるのだが、萌えキャラにしては衣裳が意外に「脚を出さない」ものばかり。
8/9栗橋みなみ夏祭りで撮った鉄道事業者さんをご紹介♪
② #北神急行
自社キャラ北神弓子さんを推しまくりで、背負うポップも持参されていました!ちょっと横幅があって歩くのに苦労されていましたが(^◇^;)#鉄道むすめ #久喜市栗橋 pic.twitter.com/1owRI7F5lE— トミーテック広報:立石あやめ/鉄道むすめ (@tateishi_ayame) 2015年8月14日
さて今回はその北神弓子の足跡を追って神戸方面を旅行してみましょう。
東京駅八重洲口から中央プレミアムドリームに乗って、中央道のどこかのSAで休憩。
(決死モデル:チームP桃園)
やっぱり高頻度に旅行するので、移動するならできるだけ良い席に限る。
というとで今回は、プレミアムシートをゲットすることができた。
あとは中央道を寝て移動するだけ。
ということで大阪駅に到着。
早朝に大阪駅に到着した時は、新梅田のガード下の「大阪屋」で納豆ご飯というのが定番である。
(決モ:チームWB嵐山)
ここの納豆ご飯は最初から納豆がかかった状態ででてくるので、しょうゆを差す時は納豆を素通りしてご飯に醤油がしみこむリスクまで織り込んで醤油をかけないといけない。
また、味噌汁も付いてくるが煮干し出汁がきつすぎて飲めたものではない。
さて、腹ごしらえしたら福知山線で出発しよう。
福知山線の新三田行きは321系の快速。
東海道・山陽線では決して快速運用に入らない321系も福知山線では丹波路快速として運用に入ることもある。
(決死モデル:チームRナオミ)
尼崎を出てすぐに2005年4月25日の事故があった地点を通る。
ここのマンションはJR西日本が買い取り、鉄道安全を考える研修施設にするとかしないとか・・・
果たして321系は三田に到着。
神鉄の三田駅は何やら工事中であった。
(決モ:チームTフジアキ)
そして頭端駅である神鉄の三田から、ウッディタウンへ行くこととしたい。
最初は昔ながらの神鉄スタイルを残す1000系で出発。
三田からは新開地を目指す電車とウッディタウンへ行く電車が交互に出る。
今回乗ったのは新開地行きなので、ウッディタウンへは次の電車という事になるので、一度三田本町で降りてみることにしたい。
三田本町に降り立ってみたが、何のことはない住宅地という感じで、本八戸や宇部新川のようなイメージを想像すると肩透かしを食らう事になる。
(決モ:トルソーさんのラ・バルバ・デ)
さて、ではウッディタウン行きが来たので乗ることとしよう。
ところでこのウッディタウンのある神鉄公園都市線は、分岐する横山駅から先はフラワータウン、南ウッディタウン、ウッディタウン中央と横文字駅名が続く。
まるで新交通システムである。
果たしてウッディタウン中央に到着。
休日の朝だけに人は少ないが、周囲は住宅地であり、面持ちとしては千葉の東葉高速鉄道の八千代中央とかその辺りのそれである。
運賃が高額であることも一緒である。
(決死モデル:チームTエリー)
ちなみにエリーが抱えている北神弓子はレギンスながらも珍しく「脚出してる」山ガールバージョン。
ウッディタウンからは単純往復で横山に戻る。
横山からはまたぞろ神鉄スタイルの1000系で、今度は有馬温泉を目指すことにする。
(決モ:チームWB小津麗)
1000系には2扉の車両と3扉の車両があるが、今回乗ったのは2扉車。
それでロングシートの長さが半端ない。
2扉車でも平気で運用に入っているのが、神戸電鉄の輸送量という事なのだろう。
そして有馬口へ。
有馬口は跨線橋がなく、各ホーム間は構内踏切でつながっている。
やはり神鉄は輸送量が少ないのでこれでいいのだろう。
ところでホームには「ウルトラマン」3000系。
ということで決死モデルもチームTの美川に出てもらう事に。
有馬口から有馬温泉では、現時点での最新鋭・6000系で行くこととしたい。
そして程なくして有馬温泉へ。
有馬温泉は神戸からすぐ行ける温泉街で、ホームに提灯が下りているなど、それなりに温泉ムードが漂っている。
そして有馬温泉からは単純往復で有馬口へ戻り、そのまま鈴蘭台へ。
青線の分岐駅でもある鈴蘭台は神戸電鉄の車庫もあり、輸送の中枢となっている。
また、神戸市で最も面積の広い北区の中心でもある。
神戸市北区というのは、山の中に住宅地が造成されたといっても過言ではないだろう。
(決モ:チームR園田)
「ウルトラマン」3000系は神戸市北区の山をどんどん登り三木市へ入る。
三木市となると神戸と同じ「摂津」ではなくもはや「東播」に入ることとなる。
志染から先は30分に1本という過疎化区間となる。
この区間は存廃自体が危ぶまれているのだ。
そして三木に到着。
三木だけに、昨夜どこだかのサービスエリアで登場した桃園ミキに再び登場願うこととする。
さて、ここから押部谷へ戻ることにしたいが、それでも単純往復というのは芸が無い。
ということで、隣の三木上の丸駅までバスで行くことにしたい。
驚いたことに、三木駅前のバス停は「三木駅前」ではなく「福有橋」となっている。
神鉄と神姫バスは仲が悪いのだろうJか・・・?
こんなのは伊豆箱根鉄道(西武系)の大雄山駅前の箱根登山バス(小田急系)が「関本」というバス停であることのようである。
ちなみに神鉄は阪急系で、神姫バスは阪神電鉄が筆頭株主。しかし神姫バスは阪急阪神東宝グループには加盟していないのだそうな。これは阪神タイガースも同じであるが、子会社でもグループには入らないという事ができるというのはなかなか複雑である。
そして三木上の丸に到着。
(決死モデル:トルソーさんの霧島)
三木上の丸は棒線駅であるが、駅舎は味のある木造駅舎である。
神鉄の路線が広野ゴルフ場前からこの三木上の丸まで延伸したのは昭和12年なのだそうで、その頃からの駅舎であろうか?
そして山を下る形で新開地行きに乗る。
そして押部谷へ。
押部谷というと、歴史の何かで習わなかったっけか・・・
(決モ:トルソーさんのアハメス)
源平合戦の鵯越の逆落としと記憶がごっちゃになってる・・・?
さてこの押部谷からは神姫バスが西神中央まで走っているのでそれに乗ることにしたい。
押部谷から西神中央は、一貫して神戸市西区内だけを走る。しかしその車窓は純農村のそれであった。
そして西神中央に到着し、1000系で三宮を目指すことにしたい。
(決モ:チームWBナギサヤ)
西神中央は、それこそ千里中央や泉中央のような、やたら大規模な駅舎であり、関西私鉄の「~~中央駅」建築とでも言うべきか。
地下鉄の方は、しばらく高架線であとは地下を通る味気ない旅である。
それでも乗らなければ、全国を乗り潰したという事にはならない。
さすが神戸だけにヴィッセル神戸推しの雰囲気が出ている。
三宮なのでここで昼食としたい。
真上の北長狭通は飲食店街である。
そして三宮から先は北神急行車で谷上を目指すことにする。
正確には、新神戸から先が北神急行の区間。運行系統は神戸市営地下鉄と完全に一体化しているが、こちらは阪急阪神東宝グループの一員である。
そして谷上に到着。
この駅こそが北神弓子のホームグラウンドとなるべき駅である。
(決モ:トルソーさんのファラキャ)
そしてまた、この谷上駅というのが、3面6線の駅で、1~3番線が神鉄。4~6番線が北神急行なのだが、日中は両社の全ての電車が3~4番線に発着し、同じホームで乗り換えができるのである。
ローカル線でそこそこ大きい駅と言えば、交換設備があるのがふつうであるが、逆にこの駅では事実上の棒線駅のようにホームを使っているのである。これぞ発想の逆転。
ユーミンの「タワー・サイド・メモリー」では、
〽最終モノレールが 東の空を流れ
と歌っているが、神戸にモノレールはなく、ポートピア’81を機に開通したばかりの神戸新交通であっただろう。
現在はラケット上の路線の他に、神戸空港までの路線もある。
そして神戸空港に到着。
とりあえず「完乗を果たしました」というだけ。
(決モ:チームWBノノナナ)
後は単純往復で三宮に戻ることにする。
そして、三宮からは地下鉄で新神戸を目指すことにする。
いよいよこの1日だけの神戸旅行も終わりの時が来た。
新幹線の新神戸は一応、地上駅であるが、布引の滝の所に作った駅で、両端をトンネルに囲まれた駅である。
(決モ:チームWBミサメグ)
後は新幹線で帰るだけ。
旅の疲れがどっと出て、寝ていたらいつの間にか東京に入っていたという感じである。
名古屋や新横浜を通ったことすらわからなかった。
上野東京ラインが直通してからというもの、常磐線も品川行きになった。
品川行きになってよかったのは、新幹線を品川で降りると、そこから始発駅として常磐線に乗れることである。
始発駅から座れることのありがたさは何物にも代えることはできない。
そして松戸に到着し、いよいよ旅も終わり。
(決モ:チームPウメコ)