小笠原諸島は高気圧の真ん中にある。
今日1日は晴れか曇り模様。
最高気温は32℃になるという。
目が覚めたら、6時半ごろ。
今日は、7時半のははじま丸で行くので、それに間に合わせればいいだろう。
ということで、準備をのんびりと始める。
今日もまた炎天下である。
もはやこんなのは慣れっこなのだが。
二見港の母島桟橋に行くと、物凄い人だかりになっていた。
それもそのはずで、母島に日帰りで行けるのは今日ぐらいしかない。
それで観光客がごった返しているのだろう。
切符売り場の外で待っていたらパラパラ。雨が降ってきた。
高気圧の真ん中にありながらこれなので、島の天気というのは本当にわかりにくい。
結局、乃公が最後の客となり、出港5分前に切符を買うことができた。
出港15分を切ると、カードが使えなくなると言う。
並んだから仕方ないのに、これもなんだか理不尽なような気がする。
もはやカーペット席に座る事はできなかった。
椅子席であれば、どうにかコーナーを確保することはできた。
しかしなるほど、これだけ日帰り客でごった返しているのであれば、日帰り客にレンタカーを貸すことなど到底できないだろう。
こちらはと言えば、船の中で「夢声戦争日記」を、7巻まで全部目次をつけをしてiPadに落とすことにする。
夢声戦争日記はなかなか読みやすい文章だ。
それと、パソコンには、PDF化したままOCRも目次付けもせず、そのままになっている本がかなりあるので、今度おがさわら丸に乗るときは、これらを全部目次付けしていくことにしよう。
海は全く穏やかで、下を向いて読書していても全く酔うこともない。
そういえば、これだけ母島に人がいるようだと、昼食なんかどうなるだろうか。
母島で昼食を食べれると言えば、あの愛想の悪い大漁寿司ぐらいになるのだろうが、入れるかどうかも全く未知数だ。
本なんか読んでたら2時間なんてあっという間である。
母島の島影が近づいてきたので、さぁ、降りようと思ったら他社の所長さんがいるではないか。
しかし作業服なので、仕事なのかと聞いたら、支社長が視察に来ているのだと言う。
それはまた…。
兎も角も母島に到着。
一時期プチバズったマイマイ捕獲バイトは今はやっていないようだ。
さて、こちらは旧ヘリポートを目指して歩くことにしよう。
旧ヘリポートと言えば、星空のメッカであるが、もちろん昼に行ったって何があるわけでもない。
しかし、レンタカーを借りることもできず、歩いて行くにはその辺がちょうどいい距離なので仕方がない。
そして、発電所の脇を越え、もうしばらく歩くとブルドーザーの草ヒロがある。
ここを少し行った所で右に曲がると旧ヘリポートとなる。
実際に星を見ようとここに来るとなったら、夜に来なければいけないわけだが、この間全く街灯は無い。
真っ暗闇のところを車を走らせなければいけないわけだ。
安全に来れるのかどうか、全くわかったものではない。
ともかくも、この青空の下で1枚決死。
さっきのブルドーザーの草ヒロであるが、型番は「12-HT」と言うらしく、やはり懐かしい種類になるのだと言う。
そして、帰りしな、発電所から曲がったところにも行ってみようと思う。
突き当たりには火葬場があり、浄水場のようなものもある。
導水池に水車のような機械がカタカタと見てて心地良い。
Googleマップには書いてないのでYahooマップで調べたら、母島し尿処理場だと。それはまた・・・
さて、元地に戻ろうかと思ったら、またパラパラと雨が降ってきた。
ほんとに今日は高気圧の真ん中なのだろうか。
そして、元地の休憩所で一休み。時間は11時ごろ。
これまでの写真をInstagramに上げるなど。
11時半ごろ、少し早いと思ったが大漁寿司へ。
12時になってないのに昼食というのも何か早すぎると思ったが、結局それは成功だった。
そのうちに何と村長御一行がやってきた。役場で何かあったのだろうか。
11時40分ぐらいに来た人は「もう満席です」と断られていた。
果たして、カツ丼が来た。
大盛りではなくてもかなりの盛りである。
カウンターにある珍奇な漫画も味である。
食べ終わったら、サンセットシアターのほうに行くことにしよう。
山側の方を回っていくことにするが、やたら坂がきつい。
集落の方を少し山側に行ったらいけるのかと思っていたら全然そうではなかった。
それでもどうにか息を切らしながら、サンセットシアターのほうに行くことができたが、別に広場が整備されていると言うわけではなく、申し訳程度の駐車場があり、そこから見るということになるようだ。
そして、後は峠道を下って沖港待合所に行くだけ。
Instagramを見ていたら、コメントがついていた。
欠損バーのはんぺんちゃんのバースデーにしていた聴覚障害の人で、沖港待合所に入賞した写真を飾っているという事だった。
そういうことであれば見なければいけない。
峠道を降りる前に、11月のぽわんちゃんたちのツアーで泊まる宿があったので見てみることにする。それだけ。
そして海に近づくと漁港となり、沖港待合所となる。
しばらくInstagramとかTwitter(Xに改称)をしながらははじま丸を待つ頃にしよう・・・と思ったら、「あれ、所長ですか?」見ると二等兵23−3だった。
この3連休は夫婦で母島に来ていたようだ。
もしかして決死してたのも見られていたんだろうか。
さて、何だか喉が渇いたので、漁協の売店へ・・・と思ったら、ウィルキンソンのマスカットと富良野ホップ炭酸水!?
先日乃公が買ったのと同じなのだ。どういう卸入れをしているのだろう。誰かが買ったのと同じにして欲しい、とか?
さあ乗船しようと思ったら、切符切りのおじさんが「乗船名簿は?」と言う。
「そんなのないよ」と言うと「じゃあ切符売り場でもらってきて」と言う。
結局それで乗船が最後のほうになってしまった。
それでも、カーペット席のすみっこをゲットすることができたので、結果オーライなのだが。
後はカーペットで寝転がりながら、これまでパソコンに入れたままにしてあった本のOCRと目次付け。
これは4冊できた。
そして船は二見湾に入る。
16時ちょうど、父島に戻った。
やはり母島と違って父島は人も店も多くて、都会である。
後はもう帰るだけ。
体重を測ると、それほどは減っていない。
やはりカツ丼の効果だろうか。
ぐったりしていたら、もう18時が過ぎていた。
さっさと鍋の準備をすることにしよう。
それで、肉を解凍して乾燥しいたけを水で戻す作業。
今日は量が少なくて吹きこぼれないので、食べやすいと思っていたら、きりたんぽを入れるのを忘れていた。
それで、急いできりたんぽ切って入れることに。
後はまた食休みでぐったりしている。
20時になったので、さすがにジム部屋に行ってエクササイズをすることにしよう。
社畜OLちえ丸のYouTubeを見ながら、壁腕立て伏せとスクワットをする。
なんだかスクワットが浅いような気もするが、筋肉はメリメリ言っているので、おそらくそれなりに意味があるのだろう。そう信じたい。
しかし、ちえ丸さんはただ単に日常をさらけ出しているだけなのに、YouTubeのフォロワー数40万人以上とは凄すぎる。
やはり、自分の弱さをきちんとさらけ出すということが必要なのだろうか。
そんな強さのない乃公は、それこそ平凡な社畜として生きていくしかない。
22時になりそうなので、風呂に入ることにする。
風呂に入ったとて、やる事は無い。ブラウザゲームも月曜日からだ。
風呂から上がり、イロハシャッフルをする。
ここからしばらくは、この陣容で決死していくことになる。
明日も早いので日付が変わる前に寝ることにしよう。