生きてれば収鋲

北朝鮮KCTV「録画報道:人民消費品展示会 進行」より🇰🇵
キャプションには「平安北道にて」とあるが、これは新義州だろう。
「8月3日人民消費品交流都売場」というのがあるらしい。
8月3日というのは朝鮮戦争の調停場が板門店に置かれた日(1953年)、「都売」というのは卸売のこと。

平安北道全域から人民消費品、平たくいえば日用品の生産者が集まって展示会を開くわけである。
泰川郡というのは、平義線の本線筋の安州から山の方に入った方の田舎で、空軍基地がある。

目覚めたら6時台。
一応匂いはある。まず確認するのはその点。
特に熱はない
念のため体温を測ってみたら36.5℃。

朝食は納豆汁にしよう。
全然意識はしていなかったが、味噌や納豆のような発酵食品は免疫力が付くらしい。
どういう機序でそうなるのかは不明であるが、良いことであれば続けることにしたい。

もし今日旅行できる体調であれば、先日、共産党の山添拓議員が立ち入って公安に送検されたという秩父鉄道の勝手踏切に行ってみることにしたい。

どういう事件だったかというと、それは本人が説明している。

去年の11月に、秩父鉄道でイベントがあったらしい。
で、山添議員もそれを撮りに行ったらしい。

ところが、その撮った場所は地元住民が農作業などの必要上から勝手に設置した「勝手踏切」だったらしい。

そのことで、1年近く経った今になって送検、ということになったらしい。

もちろん、褒められた事ではないので送検されても仕方がないのかもしれない。
しかし、その事実が発生したその時に送検すればよかった話ではないのだろうか。
それをなぜ1年近く経とうとしている今になって?

公安というのは恐ろしいものである。
目を付けられたらこんなことまでされるようだ。

さて、その収鋲の方であるが、とりあえずぽわんちゃんの店に行くことまで考慮して時間を調べると、9時半過ぎの行動開始でも大丈夫なようだ。

果たして、新八柱から武蔵野線の人となり、南浦和で乗り換える。
武蔵野線は余裕でコーナーに座れた。

ところで南浦和では葬儀社の広告が2社出てて、1つはゴダイゴのタケカワユキヒデ、もう1つはスチュワーデス物語の村沢教官つまり風間杜夫が出ている。

自分はどちらの全盛期も知っているが、今や葬儀社の広告に出るようなお年頃になっちゃったのね…

さて、浦和からの高崎線はすぐに出るようだった。
次の目的地は鴻巣なので、別にグリーン車でなくてもいいだろう。

果たして、コーナーに座ることができた。

そして鴻巣に到着。
鴻巣といえば運転免許センターというイメージだが、高崎線名物の駅名標を見ると、ひな人形でも有名らしい。

そして駅前に出てみると花時計があり、花火の四尺玉とその砲塔がオブジェになっている。
色々と名物があるものだ。

ちょうど昼時になったので、駅前のショッピングセンターのフードコートで昼食にしたい。

鴻巣の食文化としては、コロッケがあるらしい。
であれば台風の時に来なければいけない。

ともあれ、埼玉県鴻巣市はこれにて収鋲としたい。(収鋲率:埼玉県71.4%、全国50.0%)

さて、次は熊谷を目指しましょう。

そして熊谷に到着。
熊谷からは、秩父鉄道に乗る。

秩父鉄道には、1600円でフリー切符があるのだが、今日のように皆野まで乗る場合はどちらが得なのだろうか。

…と、皆の間では780円だと言う。
ここから先、皆野へ行くだけではなく、樋口や小前田でも降りるので、おそらくはフリー切符のほうが得であろう。

ということでフリー切符を購入しホームへ。

秩父鉄道のホームは、いかにもローカル私鉄といった感じの、絶滅戦前の雰囲気の昭和の感じのホームである。

ただし電車は、東急のお古である。

途中、寄居には2分ぐらい止まるので、ホームに出て八高線のホームの入るように撮ろうと思っていたら、危なく乗り遅れるところだった。

そして電車は、山奥を開けるように走る。
大里郡と秩父郡の境界と思しきサミットを超えると、だんだん耕地が開けてくる。

そして、樋口に到着する。
樋口は、島式ホームであり、待合室から表示から全てが古い。

そして、この駅は秩父郡長瀞町の代表駅ではないにもかかわらず、ホームの上の駅舎に駅員がいるのである。

この駅の構内のすべてが、文化財的な価値を持っているのではないだろうか。
さすがは貨物で潤っている鉄道であると言えよう。

いずれ、この樋口駅を以て埼玉県秩父郡長瀞町は収鋲としたい。(収鋲率:埼玉県73.0%、全国50.1%)

いよいよ、例の山添議員の撮り鉄で問題になったスポットへ向かうこととする。

周囲は全くの渓谷美である。
荒川の上流域はまるで関東とは思えないような風景の中にある。

踏切を渡ると、線路沿いに「ここは通っていいの?」と思うような未舗装の道がある。
しかし別に私有地であるとか立ち入り禁止だとかは書いていない。

それで、入らせてもらうことにする。

ここから先、直線が続いており確かに編成写真を撮りたいと思ったら好適な箇所ではあろう。

問題となったであろう「勝手踏切」も容易に見つけることができた。
その勝手踏切の先には、畑があるだけだ。

党派性を抜きにして、この勝手踏切を地権者でもない撮り鉄が渡って良いかといえば、それは微妙な気がする。

さて、駅に戻って皆野を目指しましょう。

…と、踏切の音が鳴ってる?
そう思って急いで駅へ行くと、なんと貨物列車が入ってきている。

時刻表ではまさかこの貨物列車の時刻を出しているということ?

しかし貨物列車の最後尾は既に踏切にかかっており、この貨物列車が出ないと、踏切をわたって駅へ行くことはできない。
しかし列車の発車は近づいている。

意を決して、貨物列車の後ろから線路を渡って駅へ行くと、駅員が「あと人はいませんでした?」と聞いてくる。

ああ、つまり、この貨物列車を待機させて旅客列車を先に通す際、この踏切のせいでお客さんを積み残したと言うことが少なからずあるのだろう。

ギリギリのところで、三峰口行きに乗って皆野を目指す。

皆野もまた、いい感じのローカル駅でもあった。
ここは埼玉県秩父郡皆野町の中心駅。
この駅の到着を以て収鋲としたい。(収鋲率:埼玉県74.6%、全国50.1%)

しかし、現在の秩父鉄道は観光開発に力を入れているようで、ガリガリ君とのコラボまでしているようだ。
いろいろと営業熱心なようである。

皆野駅の表に出てみると、いい感じの木造駅舎であった。

さてでは、どうやって戻ることにしようか。
15時02分に、羽生行があるようだ。

というか、その前にSL列車があると言うこと!?
今回の旅程で全くそれは意識していなかった。
それでも、乗れるのであれば乗ることにしたい。

果たして、寄居までの指定券を取ることができた。
C58の牽引するパレオエクスプレスに乗って行くことにしたい。

終点の熊谷までではなく寄居までとしたのは、小前田に寄りたいからである。

そう思って時刻表を見ると、寄居の一つ前の長瀞で8分ぐらい停車するようだ。
ここで、SLの写真を撮ることにしよう。

そう思って、長瀞に到着すると、多くの曲が、SLを撮ろうとする。
とても他の客の写り込みに配慮している暇などない。
逆に、自分も決死してる姿が誰かのカメラに映り込んでるかもしれない。
そういうのにも構っている暇はないほど慌ただしい決死であった。

また、この長瀞に8分停車するのは、後から来る羽生行きの電車を先に通すためであった。
であれば、よりではなくこの長瀞から電車に乗れば良いのではないだろうか。

そう思って乗り込んだ電車は、元都営地下鉄の6000形であった。
つまり、ドア上の「次はオマエダ」は無い。

そうなると、小前田に寄る意味なんてあるだろうか。

結局、小前田ではなく武川で降りることにした。
武川は事実上の機関区のようになっていて、常時何らかの機関車を見ることができる。

果たして、降りた時も、1編成の貨物列車と、4両の機関車が待機していた。

この先は、急行にでも乗ろうと思って改札口を出る。
急行間は窓口でしか買えないようだ。

そう思って窓口を見ると、上の運賃表が、国鉄の頃から変わってないとしか思えないような古式蒼然としたものなのだ。

いや、機関車以上にこちらの方がフォトジェニックなような気がする。

それと、次の急行より前に、先ほど長瀞で追い越したSLの方が先に武川に着くと言うのだ。
であれば、そのSLに乗ってしまおうか。

果たして、2回目のSLの中の人となった。

SLの速度がいかに遅いとは言え、ほどなくして熊谷に到着した。
やはり熊谷でも、SLにはカメラの方並んでおり、他の客の映り込みに配慮して撮るなんて言う事は不可能である。

撤収のために連結されていた最後尾の電気機関車もそうだった。

ここでかの「MOON BASE」にいた老人の「お許し頂きまして…」を思い出す。
参加してくれた欠損当事者の女性に「手足のない女性は子供を産めるんですか?」という常軌を逸した質問をしておきながら「多少の無礼はお許しいただきまして…」ときたもんだ。
あれは伝説の爺さんだった。
もしかして女性の体を全くご存知ないまま老人になられたとか…?
まあ、それもこれも20年も前のこと。
あの当時で老齢なら今やご健在かどうかも不明である。

とにかく、多少の写り込みはお許しいただきまして…だ。

後は、17時20分発の湘南新宿ラインまでスターバックスでゆっくりしてることにしよう。

さすがに、熊谷から新宿であれば、湘南新宿ラインのグリーン車に乗ってもバチは当たるまい。

ブログつけやら何やらをしてるうちに、もう赤羽を過ぎて、脇には山手線が走っていた。
そうなると降りる準備をしなければいけない。
デジカメのバッテリーも、かなりへたってしまっている。

そして新宿に到着。

まずは、夕食としていつものように「やんばる」でポーク卵定食。

それと、秋物のパーカーが何故か今着ている1着しか無いので、ユニクロで買うことにする。
ところで、ユニクロの自動支払いシステムが特許上の何だかで使えなくなったと聞いたが、あれはどうなった?
この店舗には普通に置いてあるのだが。

そしてぽわんちゃんの店に費消しに行く。
これで4日連続となる。
先客が1人いたが、後半はマンツー状態。

そして20時になり帰ることに。

ところで、新宿の街には中年男性と若い女性のカップルが多くはないかね?
みんなアレなのかね… 何活だかいうやつ。

そして例によって新宿から小田急で帰ることに。

代々木上原では20:30の北綾瀬行きをやり過ごして20:38の我孫子行きに乗る。
判で押したようようにこのタイミングだ。
まるでカントのように。

ところで、代々木公園でしばらく止まるという。
誰かがゲロ吐いたらしい。
ちょっと困るよ…

そしてウツラウツラしてるうちに松戸に到着。
21時30分の新京成線もまたいつものパターン。
その前に8番線で緑茶うがい。

 

 

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