連休ショメショメ

コロナの記録的な感染拡大をよそに行楽地は「失われたゴールデンウイーク」を取り戻すかのように密な状態になっている。

そんな時期に自分はおとなしくしているかと言うと、結局は東海汽船の中の人となっているわけである。

23時前には消灯になってしまったので、目覚めたのは早かった。
三宅島到着は5時過ぎ。

しかし全く暗く撮影にも何にもならないので、次の御蔵島でリベンジすることにする。

6時過ぎ、御蔵島に到着。
島そのものが崖の上にあり、港には坂を下ってくるような形になるようだ。

船が揺れてつらい中を決死
決死モデル:トルソーさん丸尾超力戦隊オーレンジャー出身)

さて、次は9時前の八丈島到着となる。
なんだか船酔いで具合が悪いので寝るか・・・

船酔いというのか何なんだろう?
普通にしていてもなんだか船酔いのような症状なのだ。
やっぱり持病となってしまったメニエールか・・・

次に目が覚めた時は、もう9時近くになっていた。
つまり八丈島に到着寸前である。

バタバタと降りる準備をして、底土港に降り立つ。
島の港ではよくあることとしてフォークリフトが忙しく動いている。
決死モデル:チームP桃園大戦隊ゴーグルファイブ出身)

珍奇に思えたのは、警察官までが降りる客の誘導をしているのである。
公務員の「私企業からの隔離」はどうなった? と言ったらクソリプになるだろうか。

さて、八丈島に降り立ったは良いがやりたいことが無い。
八丈小島に行きたいと思っていたが、船が出ないという。

だったらどこに行く?
底土港にはバスも夏季しか来ないという。

そういえば八丈島の有名な廃墟は底土港の近くにあったはず・・・

調べてみると、神湊のバス停に行く途中にあるようだ。
特段の山登りも必要ない。
であれば行ってみるしかない。

その廃墟にはほどなくして到着した。
決死モデル:チームY楼山炎神戦隊ゴーオンジャー出身)

Twitterのアカウントによっては中まで入って探検している人もいるようだが、この前庭の先には「無断立ち入り禁止」という不動産会社の立て札がある。ご丁寧にも「罰金刑あり」と書いてある。

そうしていると、前庭に車とバイクがやってきた。
まさか監視カメラか何かで当方を見咎めて、ということ?
あるいは、もともと島民の待ち合わせスポットになっているということだろうか。

さて、島の南側の末吉へ行くバスは11:47だという。
正直、そこまで時間をつぶすような都合のいい場所はない。ましてWi-Fiの通じるようなところなんて。

それでも、バス停に近い所にベンチがあったので、ここで時間を潰すことにした。

Wi-Fiは通じていないが、今月は20日を過ぎてデータ使用量は3.0GBしか使っていない。
だったら先月はいったい何だったんだろう?

そういうこともあり、iPadをリンクさせて通信したりということもした。
iOS同士だとこんなこともできるらしい。

さて、バスが来たので乗ることにする。
運転手氏に「どこ行くの?」と聞かれるので「末吉」と答える。
「なら2日間有効の切符買った方がいいよ。温泉も入れるし」ということで切符を買うことに。

島の西岸に出ると、八丈小島が目の前に迫ってくる。
本当は今日行きたかった島だ。

そして山道を越えて集落を結んでいく。

終点近くに末吉温泉という温泉がある。
運転手氏は「ここで降りないの?」と聞く。
「終点まで行きますよ」と言うと怪訝そうな顔をする。
まあ観光客の行くようなところではないのだろう・・・

兎も角も終点の末吉に到着。
待合室とバスの駐泊場があり、ちょっとしたバスターミナルの雰囲気を醸し出している。
決死モデル:トルソーさんファラキャ超電子バイオマン出身)

運転手氏はその待合室でタバコを吸っている。
その視界内で決死している自分はさぞ奇異に見えたことだろう。

なんだか落ち着いて決死もできないので少し戻って旧末吉小学校へ。
古い校門には「東京都八丈町立 末吉小学校」と書いてある。伊豆七島は「郡」というものが無いようだ。

戻りのバスでは単純往復せず、中ノ郷温泉に行ってみることにした。

中ノ郷温泉は、中ノ郷の集落から外れて、海岸に下って行った所にある。

各家に石垣があり、ソテツが植えられている。
石垣は台風対策であろうか。
色々な意味で沖縄と共通している。肌寒い沖縄と言うべきか。
決死モデル:トルソーさんナイ魔法戦隊マジレンジャー出身)

本来、ナイは中ノ郷温泉での決死に充当する予定であったが、あえてここで1つ決死ポイントを消費することにした。

そしてなおも海岸の方へ下って行く。
歩くのに勇気の要るような細い道も下って行く。
だた、伊豆七島で「野生動物による襲撃」はないようなので、その点は安心である。

というか、中ノ郷温泉へのバスは1日1往復で、そのうちの1本で中心部に戻ろうと思っているのだが、こういう道を通るのだろうか?

さて、中ノ郷温泉に着きましたと。
山と海に囲まれた眺望の良い温泉である。
決死モデル:チームWB小津麗魔法戦隊マジレンジャー出身)

ここで、本来欠損バーに行く前に洗い流すはずだった汗を流すことにする。
惜しむらくは洗体タオルを忘れて来たこと。
まあ石鹸やシャンプーは備え付けてあったが・・・

あとは、15:06のバスまで休憩室で待つことに。
ここはWi-Fiが通っているので来ようと思ったのだ。

ここで昨日のブログを付けてしまう。

さて、15:06が近づいたので出ることにしましょう。
バス停には自分の他に3~4人いる。

神湊行きのバスは、さっき歩いてきた細い道ではなく、別な道を単純往復で登って行く。

別にどこで降りても一緒のような気がするが、金を下ろす必要があるのと夕食も食べたいので三根出張所前で降りることに。

・・・と、何やらお祭りみたいなことをやっている。出店も出ている。

何なのか聞いてみたら「内地からシンガーソングライターが来て何かやろうって言うのでこんなことになっているんです」という。
なかなかノリのいい三根の住民である。

さて、三根郵便局で金を下ろして民宿へ行く。
民宿では開口一番「小島の件は済みませんね」という。
すっかり「八丈小島の件でしつこく電話を掛けた人」という認識のされ方をしているようだった。

さて、夕食を食べるのと、夜に部屋でブログ付けつつ飲み食いするものが無いので、飲みがてら買い出しに行きたい。

しかし八丈島の夜は暗い。身の危険を感じるほどだ。
さすがは欠損バーの店長をして「星空がきれいだというので行ってみたい」と言わしめるほどのことはある。

兎も角も、飲みから帰ってどうにか今日の分のブログを付けることができた。

 

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