そういえば今日はバスの日だったか。
そんな今日の始まりはバスである。
目覚めた時は4時前で、平泉の辺りを走っていた。
寝たのが結構早かったので、今起きてるのだろう。
結局、カーテンで身を隠しつつiPadでネット見てることに。
そして8時前に青森駅に到着。
駅前ではテレビクルーが構えている。
連休初日ということで、青森に来る観光客を狙っているのだろう。
(決死モデル:チームPさくら;轟轟戦隊ボウケンジャー出身)
本来であれば8時過ぎに到着のはずであったが、早着して駅前の吉野家に入ったら「済みません〜8時からなんです〜」と標準語に寄せた津軽訛り。
これが「8時がらだはんで入ってまいね!」みたいに言われればフランス語のように聞こえるだろうか?
駅前には青森市営バスが引っ切り無しに出入りする。
青森市営バスは、本来は市電を計画していたところが除雪費用で赤字になる恐れからバスになったのだという。
市電であればどんな区間を走っていたのだろう。浦町駅前とか?
ともかくもバスターミナルの中でしばらく待つことに。
さて、9:05のバスが来たので乗り込むことに。
車両はポンチョで、最近の地方都市にありがちな公営の主要地廻りの路線バスである。
運営事業者は青森観光バス。
そういえば青森市営バスというのは昭和20年代に津軽線が蟹田まで開業した際、青森~蟹田間をドル箱にしていた青森バスを、弘前の弘南バスや五所川原の津軽鉄道バスに運営されるのが県都・青森市のプライドが許さなくて開業したもの・・・と思っていたが、それより前に青森市交通部は創設されていたのだという。
それは、青森市に路面電車計画があり、それが除雪費用で頓挫した際にバス事業で創設されたものだという。
現在の青森市営バスの一部路線は、弘南バスなどに委託している路線もあるのだという。
それはともかく、フェリーターミナルに到着。
検温してチェックインする。
(決死モデル:チームTフジアキ;ウルトラマン出身)
なにぶん、バスの中では大して寝ていなかったので、大部屋では寝るだけ。
本当はブログ付けたりとか色々したかったのだが・・・
こういう時間は本当に無為だ。
(決死モデル:チームTアンヌ;ウルトラセブン出身)
さて、10時に出帆して13時40分に函館に到着。
凾館市立中央図書館で明日のダークツーリズムの資料を蒐集しようかな・・・とも思ったが、すでに全国紙は荒川区立で収集しているので、あえて収集することもあるまい。
何より、地元の凾館新聞は昭和31年~平成9年までブランクがあるのだ。
まあ駅前でもブラブラしていることにしよう。
さて函館のフェリーターミナルに到着。
14時10分に凾館駅前行きが出るが、その間に凾バスの昭和車庫行きが出て行った。
あれに乗れば本町あたりに行って、市電にでも乗れたのではないか。
まあ旅程をいろいろ考えればキリは無いが、結局凾館駅前に到着。
帝産バスの直通バスにしても、十字街の近くを通るので、そこから市電で決死ということもできたかもしれない。
まあいいか。凾館市電で決死するなら駒場車庫とか谷地頭温泉までやるくらいの覚悟で行った方がいいだろう。
さて、凾館に来たのであればラキピかハセスト行きたいところであるが、前回はラキピのチャイチキだったので、今回はハセストの焼き鳥弁当と洒落込みたい。
タレとか塩とかいろいろあるようだが、普段牛丼もつゆ抜きで頼む自分としては、塩でお願いすることとする。
(決死モデル:チームPみく;電磁戦隊メガレンジャー出身)
凾館からの道南いさりび鉄道はキハ40を塗り替えただけの単行編成。
結構満員でボックスを占有できる所は無かった。
でも上磯を過ぎればそれなりに空くだろう。
もし上磯過ぎても空かないようであれば、背に腹は変えられないのでハセスト弁当を食べ始める事にしようとおもう。
「匂いが気になるんでやめて下さい!」とか言われたらその時はその時。
ただ、結局は目論見通り上磯でボックスが空いたので、悠々と焼き鳥弁当を食べることにした。
五稜郭~木古内間は、まともに切符を買えば1000円越えだというが、函館市観光案内所で売っている1日フリー切符を買えば700円であるという。
まあこの区間の鉄道運営も大変なのだろう。
それでも、EH800が牽引する貨物列車はひっきりなしに通過していく。
旅客鉄道としては凾館近郊のローカルテル洞であるにしても、本州~北海道の貨物輸送の大動脈でもある。
そして木古内に到着。
「道南いさりび鉄道」としてのこの区間は乗っていなかったので、防衛戦を果たすことになった。
(決死モデル:チームPペギー;秘密戦隊ゴレンジャー出身)
木古内では乗り換え時間は15分程度しかない。
しかし駅前では何やら屋台のようなものが出ている。祭りでもしてるのだろうか。
バスの発車まで5分程度だったが、メンチカツとコロッケを買ってみた。
江差線の代替バスである江差病院行きのバスに乗り江差を目指す。
まるで内地のようなアップダウンを行く。
江差線で唯一の交換駅でもあった湯ノ岱は温泉地でもあり、そこそこの市街地が形成されていた。
そして湯ノ岱駅があったであろうところは、上ノ国町の消防・交流施設が建設されている。
ここで、
「3分ぐらい止まりますのでトイレに行くなら行っていいですよ」という。
これはありがたい。
トイレに行くついでに決死もさせてもらった。
(決死モデル:トルソーさんの霧島;仮面ライダー龍騎出身)
あとは江差へ向かうだけ。
江差に到着した頃には日も暮れていた。