なぜ安倍政権は長続きしているのか

今日で安倍政権は史上最長の長期政権を更新する。
非正規雇用の拡大、労働分配率の低下、水道民営化、入試改悪、日米FTA・・・ 悪政ばかりにも拘わらず、である。

「他に支持できる政党がないから」「野党がだらしないから」等と言っているが、果たして本当だろうか。
少なくとも、消極的な安倍政権支持者に共通していることは結構ある。

  • なぜか権力者目線
  • 韓国嫌い
  • アンチフェミ
  • 反・反原発

要するに、少数者が声を上げるということをことのほか嫌うのである。

そもそも、黙っていても安倍政権も自民党も安泰だろうに、なぜ野党を叩こうとする?
別に大勢に影響がないなら放っとけばいいと思うんだけど。

やっぱり「多数派である自分」を確認せずにはいられないのかな。

「少数派であることにより不利益があるのなら、多数派になればいい話。多数派になれないのは本人に何らかの問題があるから」
という自己責任論に流れてしまっている感じがする。

「多数派の、多数派による、多数派のための政治」
そりゃ安定するわけだ。

インターネットが発達したことで、少数派でももっと言いたいことが言えるようになるのかと思っていた。
しかし、多数派がそれまで黙っていた本音を匿名で言えるようになったことで、凶暴な本能が噴き出て多数派になってしまったのではないだろうか

安倍政権は、そんな「世間」の「本能」が生み出したモンスターなのだと思う。

では、安倍内閣の倒閣は可能か?
江戸時代、百姓一揆で幕府を倒し「百姓だけの国」を作れたわけではない。
そんな日本人が日本人である限り、無理なんじゃないだろうか・・・?

ということで国会議事堂の前にて。
決死モデル:チームPメイ

 

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