水玉先生のいない5年目のワンフェス

またワンフェスの季節がやってくる。
非常口の中の方も新作を出すらしい。

ちょっと行ってみようかな・・・
ということでプールも新習志野シンナラの千葉県国際水泳場にしたのである。

新習志野から海浜幕張は隣の駅となる。
快速の通過を指を咥えてやり過ごして各駅停車で終点が海浜幕張となる。
決死モデル:チームR真夜

駅の南口の幕張メッセやマリンスタジアムへつながる出口では、アニメの柄の団扇を配っている。これはワンフェスにちなんだものだろうか。

メッセに行くにしてもマリンスタジアムに行くにしても、道路の向こう側へ渡らないといけないのでエスカレーターにのって・・・ と思ったら封鎖されている。
工事でもあるのか、それとも混雑する時はわざと封鎖するのか。
兎も角も面倒くさい思いをして階段上って向こう側に行くことにしましょう・・・

そして幕張メッセへ。
コミケほどではないにしても、かなりの混雑となっている。
決死モデル:チームR園田

入場チケットを兼ねた薄い本・・・ではなく分厚いパンフレットを2,500円也で購入し中へ入る。

イベントキャラクターのワンダちゃんは元々水玉螢之丞先生がアニメ絵とは一線を画したシンプルな描線で作画されていた。(個人的にアニメ絵はあまり好きではない、というだけ)

しかし、水玉先生は2014年の暮れに逝去されてしまった。
長らく闘病中であったという。

さて、さっそ非常口さんの所へ・・・
と思ったが、入り口から非常口さんのブースへ行く間に、アンドロイド少女のイトウさんのブースがある模様。
そういうことであれば、こちらから回ってみるか・・・

実際に行ってみると、既に「SOLD OUT」になってしまっていた。

個人的には「SOLD OUT」でほっとしたかな・・・

もしここに在庫があったら?
買うか買わないか逡巡したはずである。
それでなくても転勤族で引っ越しの荷物が増えるのに。
それでなくても塗装力が無くて泥人形しか作れないくせに。

そういう意味で、最初から「買わない」という選択肢しかなかった、というのは、体のいい自分への言い訳にもなる。
それに、このアンドロイド少女が人気がある、というのは、メカバレとか義肢がより人口に膾炙する橋頭堡になるかもしれない、というのは期待しすぎだろうか。

まあいいや。次行きましょう。

そして非常口さんのブースえ。
初音ミクやまどマギの誰だかがダルマにされている。かわいそうに。

いつものだるまストラップの他に、新作である包帯ダルマや四つん這いダルマのストラップがあるが、こちらは売れ行きが良かった模様。
特に四つん這いのは欲しかったのだが・・・

とりあえず、包帯ダルマなどを購入してここは終わり。
中では供食ブースが数店出ている。
沖縄そばの店なんてもあったので、ここで昼食にしてればよかったかもしれない。

そして次はピグマリオンさん。

こちらの方は原型師ではなく、仕上師という、塗装の方が専門の方になるが、とにかく美麗。

今回はガールズ&パンツァーのリアル化をモチーフにした作品を出すというが、写真を撮る人が引きも切らなかった。
やっぱりこういうのも美的センスと努力だよな・・・ なんて。

やってみたいと思うなら、今からでも自分が始めればいいし、あとは努力する才能があるかどうか、のような気もする。
ただ指を咥えてみてるだけよりも、よほどいいような気もするが・・・

そしてピグマリオンさんの隣は、原型師の林浩己先生となる。
この方が原型のフィギュア・・・いやガレージキットも、前世紀から買っては五体不満足にしてものに・・・できなかった。だって下手なんだもん。

最近はPVCの完成品でなく、塗りが必要なガレージキットに回帰されているようであった。
これは、フィギュアを製造する中国の労働賃金が上がっているという事情もあるとか何とか・・・

それにしても、2000年代は完成品のPVCフィギュアがあふれていて良い時代だった。
我がTRS48のメンだってこの世代である。

・・・まあそれは良いとして、他にも18禁ブースもみたかったが、次の予定もあるので泣く泣く出ることにした。

ところで、幕張メッセの別のホールでは、エホバがイベントをやっていた。

女性信者が多いようで、普通に入り口で写真撮影をしていた。
下手なワンフェスよりむしろ小ぎれいな客層であるようにすら思えた。

 

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