きんそく農業

第100回となる夏の高校野球では、何と秋田代表の金足農業が準決勝に進出し「平成最後の百姓一揆」とな。

金足農業は割と昔から甲子園に出てたけど(初出場は1984年)、子供の頃の自分は「金足」という地名があるのは知らなかったので(県庁所在地や「浜田」「紀伊勝浦」「都城」「佐世保」などブルートレインの終着駅なら分かった)、「かなあし」と読むことも知らず、金の足つまり金の義足のことだと思っていた。

ところで、「百姓一揆」について思うのは、大昔から日本人はお上に従順なばかりではなく「一揆」という形でレジスタンスしてはいたのだ。
ただ、「幕府を打倒して百姓の、百姓による、百姓のための日本にしよう」という考えには至らなかった。

ペリー然り、マッカーサー然り、日本が大きく変革したのは外圧によってであり、日本人が自ら勝ち取ったものではない。
現在、日本全体には非正規雇用の拡大や収入の減少など閉塞的な状況にある。とはいっても、根本的な変革がなされるのは「外患誘致」でもしないことには無理なのではないかとすら思ってしまう。

それはともかく、有楽町の秋田県アンテナショップに行ったらやはり金農決勝進出ムードに沸いていた。

決死モデルは、中の中の人が秋田出身の霧島トルソーさん)に出てもらう。
つい数日前にも決死したばかりではあるが・・・

 

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