今日は土合駅に行ってみたいと思う。
【群馬・土合駅】日本一のモグラ駅として有名なJR東日本の無人駅。下りホームが新清水トンネル内にあり、地上の山小屋を模した駅舎から143mの無機質な連絡通路を経て、高低差81mの階段を462段下りる。所要時間10分。待合室、トイレ有。 pic.twitter.com/sgLnPNwmL8
— B面 (B級スポット・珍スポットガイド) (@bii_men) 2016年11月20日
ということで武蔵野線に乗ってまずは南浦和へ。
そして浦和の磯丸水産で朝食。
別に大宮でもよかったのだが、なぜ敢えて浦和なのかというと、浦和の駅ビルがCORSOだからである。コルソとトルソ。
(決死モデル:チームYジャスミン)
別に魚介類は好きではないのだが、なぜか磯丸水産のまぐろ丼にはまってしまった。
そして浦和から高崎線のE231系で高崎を目指すことに。
遊ぶのに忙しくて最近寝ていないので、寝ているうちに終点の高崎まで来てしまった。
そして高崎から水上行きに乗り換える。
水上行きは湘南色の115系。これもいつまで残ってるやら・・・
(決死モデル:チームWBミサメグ)
年の瀬の水上行きは、高崎から北毛の町村へ帰る人が多い。
ここまでくるともう上越国境の山々が迫ってくる。
温泉やスキー場など、観光地も多い地域となる。
そして水上に到着する頃には雪景色になっていた。
向こうには長岡行きのE127系が停まっているが、これは数時間先の発車となる。
ちなみに、水上から越後湯沢は1日5往復だけとなる。
今回はこれには乗らない。
そして駅前に出ると、各スキー場に出るバスや、旅館の送迎者で賑わっている。
しかしこれらに乗るわけでもなく・・・
ここから先は、関越交通のバスの谷川岳ロープウェイ行きに乗ることとなる。
関越交通は、バスの塗色からも分かる通り東武系列のバス会社で、前橋や渋川に路線網を持つ。
並行する上越線は、前述の通り1日5本だけであるが、こちらの方は谷川岳という観光地を控え、1時間に1本ぐらいのペースで走っているので便が良い。
ということで、雪の国道17号線を土合に向かって進むことに。
土合に到着すると一面の雪景色である。
もはや「関東」ではない。
(決死モデル:チームP桃園)
周囲には人家も商店もない。
ただひたすら雪原が広がるだけである。
駅に入ってみると、一応暖房だけは付いていて、長岡方面の客が数人待っている。
この駅に来る客はほとんどが登山客か、あるいはマニアであろう。
上り方面のホームは改札を出るとすぐの所にあって、何の変哲もない地上ホームである。
そして問題の下りホームであるが・・・
噂にたがわぬ物凄い段数の階段を降りていく。
今回は下りて行くからいいが、ではこの駅で降りてこの駅の外に出ようとなったら、この階段を登るのだろうか。
想像するだに恐ろしい・・・
階段には、水の滴る音だけがこだまする。
さて、ここからは駅に戻るのではなく、水上から来る長岡行き ―― つまり、さっき水上駅で待っていたE127系に乗ることにする。
まるでホームが2本あるように見えるが、それもそのはずで、上越新幹線の開業前に181系「とき」が走っていた頃はこのホームは追い越し可能駅で、向かって右側のホームで普通列車が停まっている間、左側の通過線を181系「とき」「いなほ」「はくたか」や165系「佐渡」「よねやま」が追い越していったのである。
さて、長岡行きが来たので乗ることにする。
車内は観光客が多い。
国境のトンネルを抜けると中里スキー場や岩原スキー場への客を三々五々下ろして越後湯沢を目指す。
越後湯沢は新幹線の停まる駅であり、温泉と言いスキーと言い観光の一大拠点なので売店も充実している。
さて、ここから先はガーラ湯沢に行ってみたいが、新幹線なので特急券も買わないといけない。
では再び改札の向こうへ行ってみましょう・・・
東京からガーラ湯沢行きの「たにがわ」がやってくる。
乗ってほどなくして「Maxたにがわ」はガーラ湯沢に到着。
(決死モデル:トルソーさんのナイ)
そもそもは、保線基地への分岐線をスキー場への営業用に始めたのがガーラ湯沢支線となる。
ということで、駅施設としてはかなり簡素なものとなっている。
そして、改札口を出るとすぐスキー場となっている。
JRが分割・民営化してからすぐに、JR東日本は「JR SKI SKI」としてキャンペーンを打ってきた。
そのCMは美少女系タレントの登竜門にもなっており、毎年本田翼・川口春奈・広瀬すず・桜井日奈子といったビッグネームが起用されている。
ところで、別に今日はスキーをしに来たわけではなく、ただ単にガーラ湯沢支線に乗りに来たので、ここで踵を返して戻ることになるが、ロビーはどうも中国語とは思えない外国語であふれている。おそらくはタイあたりだろうか?
台湾や東南アジアからの旅行者は日本の雪が見たくてくるというがなかなかの盛況である。
さて、後は戻ると致しましょう。
越後湯沢までの単純往復というのも芸がないので、ちょっと上毛高原まで行ってみましょうかね。
上毛高原は、上越新幹線だけの単独駅として昭和57年の開業当初からオープンしている。
対応する在来線駅としては、後閑・沼田・水上あたりの北毛の駅であろうか。
(決死モデル:チームTヤギー)
自治体としては月夜野町にあったようであるが、色々な綱引きがあったものと思われ、結局「上毛高原」に落ち着いている。
考えてみれば、新幹線単独駅というのは、単純な駅名というのはなかなかない。
水沢江刺にしてもくりこま高原にしても岐阜羽島にしても安中榛名にしても、紆余曲折があって開業している。
ちょっと利根川上流の川岸に降りて、瀬尾親水公園に行ってみようか。
「八木橋裕子の物語」のヤギーも必要なのは電気なら、電気自動車も必要なのは電気。
ということで電気スタンドで一枚決死。
駅の近くの蕎麦屋も定休日で、後はもう帰るしかない。
ただ単に新幹線に乗って行くのも芸がないので、バスで後閑駅へ行くことにする。
上毛高原から最も近いの上越線の駅は後閑駅で、同じ月夜野町にある。
(決死モデル:トルソーさんのファラキャ)
かつては特急「とき」は止まらなかったが、急行「佐渡」ぐらいは停まっていた、そんな月夜野町の中心駅である。
ここで遅い昼食にそばを食べる。
ここで小一時間ほど過ごして、高崎行きが来たので乗ることにする。
そして高崎に到着すると、横川行きか上毛線か分からないが115系が2編成並ぶことに。
こんな編成が見られるのもいつまでか・・・
(決死モデル:トルソーさんのアハメス)