酷寒の辺境で迎えるTwitter垢開設10周年

北朝鮮KCTVは旧正月ムード。
北朝鮮では毎日の天気予報に陰暦が出てくるほど旧暦に馴染んで生きている。
旧正月の料理といえばトック(떡국)。
まずは大成百貨店で市民の声を聞いてみましょう、と。
しかし「苦難の行軍」の頃に比べると北朝鮮も経済が良くなったんだな…
日本でいう「今日の料理」のようなノリで、民族料理のプロにトックを作ってもらいましょう、と。
「敬愛する領導者」も「党第8回中央委員会決定」も出てこない平和な世界。

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果てしない大空と広い大地のその中へ

2月11日の北朝鮮KCTVニュースより🇰🇵
朝鮮労働党中央委員会第8期第2回全員会の決定について20時のニュースの半分以上の時間を割いて各分科協議会の討論結果を報道する。
地方では朝鮮労働党第8回大会の決定を貫徹しましょうという宣伝扇動活動。
慈江道の縫製工場でも歌を歌いながら宣伝。
作業中に傍で歌われる女工さんたちは何を思うだろう。

そして世界のコロナニュース。
北朝鮮でスペインは「에스빠냐」(エスパニャ)と呼ぶ。
ちなみに南では「스페인」(スペイン)。
そして例によって「世界の自然災害ニュース」。
北朝鮮にしてみれば他国の不幸を自国民に見せ、決して失政を責めるわけではないという忖度なのだろう。
ちなみにモロッコは北朝鮮ではフランス語表記(Maroc)に従い「마로끄」(マロック)。
南では英語表記に従い「모로코」(モロコ)。

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信越国境決死行軍

1/29のKCTV報道より北朝鮮の視力検査🇰🇵(柳京眼科相互病院にて)
北朝鮮のニュースではだいたい真ん中ぐらいでこんな感じのスローガンが出てくる(党大会開催期間中に限らず)。

北朝鮮の中でコロナがどうなっているかは棚に上げて国際情勢はバンバン報道する。
ちなみに北ではアルゼンチンは「아르헨띠나」、南では「아르헨티나」とよくある南北間での表記揺れだがどちらも「アルヘンティーナ」。

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冬の激光と欠損バー

1月28日のKCTV(朝鮮中央テレビ)より。
ここ数日の国内ニュースは朝鮮労働党第8回大会モード。
本来、党大会は、5年に1回開催するはずが有名無実化し、1980年から2016年まで実に36年間開かれていなかった。
しかし金正恩は今後定期的に開いていく方針であるという。
川内里(江原道)セメント工場も祝賀ムード。

コロナに関しても国際的な情勢は報道されており(海外の悪いニュースを報道することで北朝鮮の優位性を示す意味もある)、コロナとかCovid-19などという言い方はせず「悪性ウイルス」という言い方をしている。
「벨지끄」ってどこの国かと思ったらベルギーのことだった(南なら벨기에)。

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非常事態宣言下の18きっぷ使い切り

首都圏1都3県の知事が「非常事態宣言」の発出を国に要請するのだという。
でもたぶんこれは「出しました」というポーズでしか無いだろう。
非常事態で外出を要請して、では休業補償はしてくれるのか。
飲食店や宿泊業はまた無収入になるのか?

国も自治体も「保証はできませんが我慢してください」と?

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