夏休みは午前中で切り上げ

小笠原諸島Bonin islandsの西には熱帯低気圧が通り過ぎたようだ。
波は特に荒れるという事は無いようだ。

昨夜は何しろ余りに船が揺れるので、早くベッドに入って寝てしまったので、1時ごろ起きてしまった。

起きてしまったので、引き続きiPadで読む本はと言えば「福島県犯罪史第4巻」。
それでも、すでに半分以上は読んでしまったようだ。
おがさわら丸で何往復しようが読み切れないと思っていたが、意外だった。

読んでるうちに、眠気が来たら素直に寝ることにしよう。
ただし、iPadには充電しつつ。

iPadを横倒しにして本を読む、左側を横にすれば電源ボタンが押ささった(北奥羽方言)状態になってしまう。
かといって、右側を下にすればコードが邪魔になる。
それで、充電しながら読むということができないのだ。鍵
もっとも、コードレス充電が可能になれば、このような悩みも起きないだろうが。
IPad Airも次の世代であれば、それは可能になるだろうか。

そうやって読書をしていたら、もう朝も7時が過ぎてしまった。

朝食の鶏がらスープを持って7階の展望デッキに出る。
パラパラと天気雨、いやおがさわら丸の撥ね上げる水しぶきであろう。
そうなると、塩分が含まれている。帰ったら念入りにiPadを掃除しなければいけない。

真夜を決死した時のEXIF情報によれば、聟島ケータにはまだ達していないようだ。

さすがの乃公おれでも犯罪史ばっかり読んでいたら気が滅入ってしまう。
それで、古川ロッパの日記を最初から読むことにした。
最初からなので昭和9年からである。
そもそもが芸能界とは河原乞食の世界。反社勢力の出入りも盛んだったようで、楽屋にはほぼ毎日のようにチンピラのハイダシが来る。

とりあえず、下を向いて読書するくらいの事はできる。
昨夜のうねりは何だったのだろうか。熱帯低気圧のうねりとかだろうか。

なんだか冷房が恋しくなってきたので、展望ラウンジに入る。
そうすると、心なしか船酔いが始まってきた。
船酔いというのは、密閉されている事でも起きるのだろうか。

すでに、父島Peel islandへは100キロを切っている。
到着まであと2時間位なので、片付けがてら、もう一眠りすることにしよう。

しかし、乃公おれが乗っている2等寝台は、半分以上の区画が立ち入り禁止のチェーンになっている。
そのくらい予約が入っていないということだ。
既にもう夏も終わり。

ところで、決死メンは7名残っているのだが、今日で3名、明日で4名と言うのはおそらく無理なので、今日7名使ってイロハシャッフルを迎えることにしたい。
それで、無理にでも使える時に使ってしまうことにする。

それで、2等寝台の区切りでハナを起用した。

おそらくは衛星で入ってくるであろうNHKのニュースでは「ジニ係数が過去最大」なんていうニュースをやっている。
つまり、貧富の差が過去最大になっていると言うこと。
はっきり言って、それもそうなのだろう。
どれだけ利権にまみれた、弱肉強食をよしとする与党が猖獗を極めていても、何のアクションも起こさない、むしろ「現実主義」などと言っては声を上げる方を冷笑すらしているではないか。
これでどんなふうに世の中が良くなるだろうか。

さて、4階のレストランは9時30分をもって終わると言う。
そもそも、この4階のレストランというのが、あらゆるものがバカ高くて利用する気になれないのだ。

曰く、かけそば800円、ラーメン900円、カレーライス1100円、カツカレー1300円、和風ハンバーグセット1400円、チキンのトマト煮定食1800円、マグロ丼2000円。

その9時半が近づくと、iPhoneの電波が立ってきた。
そうすると、見たくない現実が見えてくる。

昨夜は、직맹では事務局長である乃公おれ抜きで会議が行われたのだが、そこで色々と文句やら疑問やらが出たはずだ。
それに関して、どばっと質問は来るに決まっている。

曰く、議案書の裏表紙は作ったのか、総会のスケジュールは決めてるのか。
あー、全然何もやってない…
というか、去年と同じでいいんじゃないのか。
そんなことばかり考えていた。

あと、気になっていた高校野球の方なのだが、昨日が決勝かと思ったら、今日が決勝らしい。
そういうことであれば、今日じっくり流れを追うことにしよう。

あと、ブラウザゲームの方であるが、これがまた散々な成績。
おそらくはクラスダウンしてしまうのではないだろうか。

さて、10時も過ぎてそろそろ下船の準備に入ることにしよう。

いよいよ父島Peel islandが見えてきた。
まず見えるのは、奥村の発電所である。

そしてどんどん市街地が近くなってきた。
船員さんは「いい加減部屋に戻ってください」というモード。

そして24時間の航海が終わり、父島Peel islandに到着。

携帯の電波が入るようになると、仕事に직맹にとメールが次々に入ってくる。

もはや残り半日の夏休みを楽しむ余裕すらない。
夏休みはここで切り上げてしまい、午後は来たるべき現実に備えることにする。

ここまでの決死出演は4名(累計37名)。

 

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です