閉門蟄居

小笠原諸島（Bonin islands）には台風7号が西接近している。
京いちにちは雨などというものではなく嵐である。
最高気温は30℃になるという。

暴風の音でエアソファーの上で目が覚める。
時計を見たら6時40分ごろ。

エアソファーで寝ていたのは、エアソファーなら眠りが浅くていつでも電話で起こされることができるだろうと思ったから。

トイレに行くと、スープと一緒に食べた椎茸や野菜がまるで消化されていない。食べているときは、熱湯で椎茸の香りが死ぬと言うが、なぜトイレではこうやって椎茸の香りが広がるのか。尾籠な話だが。

朝食は久しぶりにおはヨーグルト。
ちなみに、社宅（いえ）でもヨロイ戸は閉めているので、台風対策はしている。

職場からのメッセージでは、二等兵23-7が無事出勤したという。
とりあえず安心。

Twitterを見ると、日大アメフト部の大麻事件で、日大アメフト部としては、大麻に手を染めたのは1名だけと言うことで、逮捕されたその選手だけを無期限活動停止にして、部としては活動を再開と言うことにして、秋のリーグに参加したかったようであるが、関東学連としてはそれを許さなかった。
「麻薬に手を染めたのが1名だけとはまだ証明されていないので、それが証明されてから復帰を許可する」という極めて常識的な判断であった。
日大にしてもずいぶん身内に甘い処分をするものだと思ったし、関東学連としてもよくぞ庇わなかったものだと思う。

外では相変わらず暴風が吹き荒れている。
台風は父島（Peel island）の東南東90キロに中心があるらしい。

ちょっと外に出てみようか。
と言うことで、社宅の階段から撮ってみる。

後はもう外に出るだけで危険なので、さっさと引きこもることにする。

後は、ソファーベッドの上で寝たきりになりながら何もしない。

あえて言うなら、洗濯をして洗濯物を干す。

また、すべての電子機器は充電しておくことにしよう。
いつなんどき停電になるか分からないから。

そして、回顧録をつけるようにするのだが、さっぱり進まない。午前中で2013年12月を全部終えてしまおうかと思ったのだが、上旬すら進まない。

結局、ソファーの上でぐったりしている。

そんなことをしていたら、昼になってしまった。
昼食はいつものわかめご飯キャベツ・ツナ缶・カレースープ。

今回の台風は、昼あたりが1番最接近するのだ。

それで、ベランダから外に出てみると、聞きしに勝る恐ろしい風である。
とても外など歩けたものではない。

こちらは眠いので寝ることにする。
果たして、何もしないまま1日が過ぎてしまうわけだ。

とりあえず、回顧録を続けることにしよう。
どうにか、2013年を全部終えてしまい、2014年に入ることができた。
そんなことをしていたら、2014年1月4日の記事はここで決死モデルで出たノノナナの中の中の人で「20代最後の日」なんて書いている。
そうすると、次の1月5日で四十路ということになる。
みんなそうやって歳をとっていくのだ。

つけっぱなしのYouTubeのライブニュースでは、ハワイのマウイ島の山火事について報じている。
なんでも、50人以上の死者が出ているのだと言う。かなりの大惨事であり、バイデン大統領もコメントを出している。

また、生活が苦しくて親子で賽銭泥棒と言うニュースまである。
43歳の息子と70歳の母親。一体どのような生活だったのだろうか。
そんな時代だと言うのに、自民党の女性部はフランスまで大名旅行をしているわけである。

回顧録をつけていたら疲れたので、うつらうつらしていたら「レモン林」が鳴る。
つまり17時になったのだ。1日というのは早いものだ。

気象庁のデータを見る限りでは、雨も風も山を越えたようである。
それでも、それなりに風は吹いている。