いにしえの人も「他人の喧嘩は犬も食わぬ」とはいうが、例のPython屋さんが青ヶ島に不満タラタラ。(8:13から〜)
一連の騒動が一体どのような経緯だったのかというと、このPython屋さんは、青ヶ島に来て民宿に泊まっていたらしい。
で、他の客と乾杯したのを動画で写したら、スタッフも写っていたようで、スタッフに「撮影禁止なのでやめてください」と注意された。
注意されたにもかかわらず、Python屋さんは動画に上げたので、宿のスタッフは慌てて電話かけて削除を申し入れたが応じず。
それでこじれているわけである。
乃公自身は、青ヶ島に2回行っているので、その経験からコメントしてみることにしたい。
⚫︎青ヶ島1回目
・(2020.11.23)還住の島体験記
・(2020.11.24)さらば還住の島
⚫︎青ヶ島2回目
・(2022.11.11)出会いに感謝意識高い系還住の島
・(2022.11.12)還住の島からの還住
では、例の動画の8:13から再生してみましょう。
いやぁ〜マジレスするとね、青ヶ島から八丈島に来るとね、めっちゃ八丈島いいわ。
みんな人が優しいよね。
なんかさ、客がさ、宿に気ィ使うとかありえないんだけど。
→このPython屋さん、旅慣れていそうな割には「旅館」と「民宿」の違いが理解できていないような気がする。
「旅館」であれば客商売として、それなりのおもてなしをするものかも知れないが、「民宿」というのはたまたま民家の空き部屋があればお客さんを泊める、と言うものであり、旅館業法で言えば「簡易宿所営業」と言うやつである。(今回の民宿が「簡易宿所営業」で届出しているかは不明だが)
だから、最初から「民家に泊めさせていただいている」ぐらいの心構えは持った方がいい。
他人の家に泊まるなら気は使おうよ。
っていうのは、まあまあ、宿を選べばいい話なんだけど、結構ね、力のある宿というかね、ある宿を予約したらさ、「他の宿行ってくれ」って、予約した後にキャンセルの電話かかってくんだよね。
「折り返し電話してください」とかありえない。普通。
用件伝えろって、用件伝えたらはい・いいえって。
→これはよく分からんな。確かに「予約した後にキャンセル」は面食らうわ。
この動画の後でちょっとした説明があるようだけど。
今度はさ、乾杯の動画撮っただけで、そこはたまたま「貼り紙に買いてあるでしょ」とか言って、動画消せとか、何なんだよ。
なんかさ、俺すげえ旅とかめちゃめちゃしてんだけど、やっぱ、なんだ、あの、絶対に、BtoCである以上は、お金いただいてる客に対してね、やっちゃいけない行為ってあると思うんだけど、なんか青ヶ島で連チャンであってさ、でさ、俺とは関係ないお客さんがさ、お子さんがさ、「もう青ヶ島行きたくねぇ」ってさ、なんか色々言われたんだわ。
→いや、まずPython屋さんさ、BtoCの前に「肖像権」を知ろうぜ。
例えばの話、あなたのPython教室のDQN受講者が事務員さんを勝手に写して「ここの事務員さんこんな顔してま〜す」と動画に上げられたとして、それを事務員さんに「こんなの迷惑です。対応してください」と言われた時、従業員さんに対し「お金を払ってくれてるお客さんなんだから我慢しろ」って言う?このご時世、経営者なら「従業員保護」も問われるよ。
それと、どこかのお子さんが「もう青ヶ島行きたくない」というのは、子供にとって楽しめるものがないとかではないだろうか?
それが宿の責任かどうかについては、判断するには情報が足りないところ。
そういう島ってのは、だからリピーターが、変に青ヶ島が好きな人が、レジャー気分でいく人はもういいやって感じなのが本音なんじゃないかって、やっぱネットを調べるとそんな感じで、敷居高くて、なんか、お客さんが怒られるって、お客様に愚痴言われるとかさ、ありえないんだけど。
→青ヶ島はレジャー気分では行かない方がいい。
人口160人の青ヶ島は、船便も限られていて、物資の確保にも苦労するところだ。
そんな中で民宿は食事も用意しないといけないので、ドタキャンなどには殊の外厳しくなる。
交通、食事など、どのようなリソースでも限られたものを使わせてもらう、という意識がないと、青ヶ島に関わらない方がいい。
着いた瞬間に、俺が罪人みたいな、ただ乾杯の動画撮っただけでさ、俺罪人になるんだみたいな。
で、すげえ電話かかってきて、なんで会社まで電話かかってかける?会社までかけるレベルではない。だって、あの、なんていうの、俺たちは善意でさ、この宿良いよっていうつもりで紹介してるのにさ、なんか悪いことしてないわけじゃん。
悪いことをしようと思って、悪意を感じたんだったらどっかがそりゃやるべきだけど、何なんだろうなあ。
お客様の善意をさ、何が怖いんだろうね。
→「善意なのに怒られるなんて」このようなセンスは、青ヶ島に限らず、どこに行っても嫌われるだろう。
善意なんだから何でも受け入れられて当たり前、というのは田舎者のセンスであり、このPython屋さんは都内に住んでいるのかどうかは知らないが、青ヶ島村民以上の田舎者だというしかない。
(あ、一応青ヶ島も「都内」ではあるか)
何かナメられたと思ったとか、大事なものを傷つけられたんだったらさ、傷付きましたっていうのがさ、ちゃんとさ、「至急電話しろ」はさ、みたいなね。
なんかビックリしたよ。最初の予約の時も、ヘリ予約するのも、予約した後にさ、なんかその、みんなが知ってる1位2位をはずした方がいいですね。
→「みんなが知ってる1位2位」がどこなのか、何となく見当はついたが、おそらく青ヶ島の民宿ならどの宿でも大差は無く、いずれこの調子なら怒られるだろう。(ただし、一旦予約を受け付けてからの「やっぱりキャンセルしてくれ」に関しての判断は保留)
また、肖像権の侵害は「至急電話」することも妥当な案件ではあるだろう。
なぜ至急対応しない?
あの、真っ当な人間とお付き合いした方が、「また来てね」「行きたいです」、何なんだろう、何で俺さ、めっちゃ人より何十倍も旅してる人間からしてみるとさ、あ、やっぱ俺、八丈島来て、まともな人と会って、なんかすげえ優しく接して、あの、お客さんミスあるわけ、いっぱい。
→毎日飛行機が来て、橘丸が物資を運んでくる人口8000人の八丈島とは、人的にも物的にも余裕が違う。
旅慣れているつもりなら、そのぐらいの想像力は持つべきだ。
でそのミスもさ、別にさ、ミスだからってさ、そうじゃないじゃんって。
お客さんだって悪気があってやってるわけじゃないでしょ。
悪気があったら堂々と戦えって感じなんだけど、お互い楽しくさ、休暇楽しみたい、八丈島楽しみてぇのにさ、なんか青ヶ島から電話かかって来てさ、おかしくね?って話なんで、まあまあ、青ヶ島って島自体がすげえポテンシャルがあるし、まあまあ、結構同族経営が多くて、力持ってる人が力持ってて、何か変なこと言うんだよね。
→肖像権の侵害は・・・以下同文。
他の人が泊まるとなんか、「レンタカー無理だよ」なんか、いやいやいや、何だそのコンツェルンみたいな、なんかちょっとそこらへんが、青ヶ島のポテンシャルが、まあまあしょうがないよね。
だって限界集落みたいなもんだし、やっぱ、あの、ヘリが飛ばないとか、まあ(このあたり不明)天候のせいだ、多分さ、誰のせいでもないけどさ、普段のイライラをさ、客にぶつけてどうすんだよ。
→もう青ヶ島に来ない方が良かったのかもしれないね。
なんか俺ら楽しく「乾杯」ってやってんのがさ、「スタッフが写りました」って、ちょろっと、0.2秒ぐらいのところでさ、じゃ何?何ならさ、他のユーチューバーが普通に出してたからさ、ユーチューバーの勧める宿だったからさ、行こうよって思うわけさ。
そういうプロモーションすんなっていうか、「うちは一見さんお断りです」ってやりゃいいのに、そこらへんがわかんないんだけど、まあまあ、そう言う気持ちになる島ではあります。
→これ文字にしたら普通に炎上するぞ。理解できない?
まあ、現状ね。どうせ変わると思う。八丈島ってだいぶ変わってる。まあまあまあ、それは沖縄でも言えることでさ、結局、ナイチャーの人がさ、結構オシャレなもん作ってさ、なんか、島んちゅ根性みたいなのって結局、どっか淘汰されるんだ。
→その前に、八丈島でも沖縄でも、島に順応できないナイチャーの方が淘汰されます。
「オシャレなもん作ってるナイチャー」でも、島に敬意を払っている所だけが現在生き残っているのです。
そんなことで、俺たちはピースフルに生きたいんだからさ、お金だって落としたいし、なんかそこをさ、なーんかね、なんかすげえ高圧的な感じで、客が気ィ使ってるがいっぱい散見されたんでね、ある意味(不明)ある店、でも他の店で「キャンセルしてください」え?なんだ?「連泊してないとダメです。1泊ずつじゃダメです」みたいなさ。
「じゃ連泊します」そしたら「空いてません」なんか、絶対客に対してやらないよね。
少なくとも八丈島は・・・以下同文。なんかそこだけ特殊ってのは、まあ、そう言う土壌もあるって言うのも含め、魅力の一つなのかなって、そう言う感じだけど。
→ピースフルに生きたいなら、お金を落とすだけではなく、相手の気持ちを考えましょう。
相手の気持ちを考えずに自分だけピースフルになってはいけません。
やっぱ何かさ、世間体も考えて、やんごとなきにって、人の良心に対してズカズカしながら、あの、やるって言うのはさ、お前が勝手な都合でやって、こっちは良心でやんのかよって、それはいけないので、それは良心じゃねえ、てめえが(不明)おんなじレベルのテメェ返しでやっと俺は絶対電話しねぇし、わかってるかお前?坊主お前だよ。
ってことで、お前も大変だな。
→「人の良心に対してズカズカ」というのは、勝手に撮られたスタッフさんのセリフでしょう。
と言うわけで、モヤモヤしたことを海に向かってしゃべっておりましたが、いやぁ、八丈島はいいなあ。マジで八丈島最高だよ。いやいや、離島で生きるって大変だよな。
と言うわけで、八丈島はだいぶ違うな、人のもてなし方が。
こういった、お客様が、フラットに対等だよね。
→青ヶ島の輸送やインフラの困難さを理解した上でなお、「おもてなし」を求めるなら、青ヶ島はやめといた方がいいと思う。
他の観光客と一緒に有名観光地で観光していればいい。
でもさ、青ヶ島はお客さんが下僕になってんだよね。いちいち愚痴聞いたりさ、いや、マジでビックリした、すげえ勉強になった俺、マジで。
こんな、まあまあそりゃ環境違うの、いつでも綺麗とかあぐらかいてんじゃないの?分かんねえけど。
→むしろ内地以上に、青ヶ島の方に「客とのフラットさ」を感じるのだが、「お客様は神様」目線になると違って来るのだろうか。
俺も師匠に謝れって言われてぜってえ嫌だって言って俺乞食になってさ、何か失礼なこととか尊厳に関わること言ったやつはおんなじレベルで返した方がいいんだよね。
→これはもう青ヶ島がどうたらとか関係なく、属人的な話になってくるので何とも言いようがないが、このくらい我が強い方が、起業には向いてると言うことなのかね・・・
ということで、このPython屋さんに関しては「そりゃまた不幸な出会いでしたね」と言う他はない。
関わらない方がお互いのため、という出会いはいくらでもあるものです。