艮瘋復た起てり

小笠原諸島Bonin islandsには停滞前線がかかろうとしている。
今日1日は、曇りで推移するようだ。
最高気温は、28度になるという。

目が覚めたら6時過ぎ。

Twitterを見ると、岸田内閣は「終身雇用を見直す骨太の方針」と。
終身雇用までなくなったら、一体どんなサバイバルになるというのか。
もはや安心して働けると言う事はなくなってしまうのだ。
このような政策で、一体誰が得をすると言うのか。
岸田恐ろしすぎやで。

そんなことをしていたら、「ピンポン」となる。
もしかして宅急便だろうか。
そう思ったら、すでに配達員はいなかった。
岩泉ヨーグルトも届いている。
こうしてクール宅急便までが置き配されるのがこの父島Peel islandだ。

ともかくも、ヨーグルトが来たから、さっさと冷蔵庫に入れることにしよう。
そう思って段ボールを開けたら、段ボールの底に何かの虫みたいなのがウヨウヨいるではないか!
これは羽アリ?

これはどういうことだ?アマゾンを通じて配送業者に抗議してやろうかと思ったが、考えてみれば今の父島Peel islandは羽アリ大発生の時期。船で運んでいる最中に忍び込んだ可能性が高い。
下手に抗議電話したら、二度と離島に送ってもらえなくなる可能性だってある。事実、そういう業者は多い。
今回は、矛を収めることにしよう。

さて、それはともかく、せっかくの艮瘋ごんぷうでどこかに行くことにしよう。
行くのであれば、奥村の先の境浦海岸に行くことにしようか。
境浦海岸には濱江丸がある。

そう思って、快調に奥村をすぎて、トンネルにさしかかると、歩行者と自転車はトンネルを通らず、脇の歩道を通ってほしいと言う。
それで、遠回りになるのは歩道を通ることにする。

その先の屏風谷では、どんどん坂がきつくなる。
ここで、自転車に乗るのをギブアップしてしまった。なんと根性のないことか。

右手には、青く透き通った二見湾と、その先におがさわら丸が見える。
これぞ父島Peel islandという風景だ。

ともかくも、この先は自転車を押していくしかない。

果たして、トンネルを2つくぐると、そこが境浦海岸であった。
この境浦海岸のバス停は、東京都で最東端のバス停なのだという。

ここの駐車場に艮瘋ごんぷうを止めて、海岸のほうに降りていくことにする。
この下り坂から、濱江丸が良く見える。

この濱江丸、戦時徴用船であったが、座礁してここにとどまっているのだと言う。

海岸のほうに降りてみると、ダイビングの人が1人いる。濱江丸は父島Peel island有数のダイビングスポットだ。

砂浜を歩いていると、倒れた木にブランコがぶら下がっている。
土が付いたままになっている木の根は、集合体恐怖症の人が見たら不気味に思うのではないだろうか。

さて、ここでの来意は果たしたので、下に降りていくことにする。

さっきの屏風谷のトンネルの脇の歩道の、またその脇に小笠原海洋センターがある。
前回ここに来た時は、おがさわら丸のドック入りで野菜が全くなく、餌をやることができなかったが、今回はいくらでも餌をやることができる。

今日は珍しく、展示棟が開いていた。

1000円でレタス3つ、練り餌2つを買って亀の水槽に行くことにする。

基本的に、大人の亀に対してはレタス、子亀に対しては練り餌と言うふうになっているようだ。
どいつもこいつも、人間が寄れば、餌をくれるものと思っているらしく、すぐ寄ってくる。

1000円分全部食べさせたところで、辞去する。

しかし、まだこれでも11時になっていないのだ。
この島だと、ちょっと冷房に当たりながら、ゆっくりすると言う場所があまりに少ないので、奥村の入り口にある福祉センターでゼロコーラでも飲みながら本でも読むことにしよう。

そして福祉センターに到着。
さあゼロコーラでも飲みながら小笠原方言の本でも読もう…と思ったら、新着本のところに「戦前日本の猟奇事件」なんていう本がある。
こんな本を誰かがリクエストしたのだろうか。
そう思ったら、1番最後の章が父島人肉食事券らしい。
そういうことね…

ともかくも、本を読むことにする。

そう思ったら、体育館ではAEDによる人命救助の講習をやっている。
定期的に、女性に対するAEDの使用がどうたらこうたらとか議論になるが、そもそも、使い方自体を知らなければどうにもならないのだ。

それと、道に倒れている人がいるとして、その人にAEDさえ使えれば蘇生するのだろうか。
そういう意味では、乃公おれも講習を受ければよかった。

さて、この先どうしようか。
また12時半のバスでUSKユースケ coffeeにでも行こうか。
そうなれば、12時には昼食を食べ始めていなければならない。

そう考えれば、のんびり本なんか読んでる暇などない。

と言うことで、急いで中心部へ行く。
今日もまた昼食は五六助弁当。
入港中だけあって、メニューも多いが、今日は生姜焼き定食を頼むことにする。

そして、例の特等席で弁当を食べる。

その後、例の四阿あずまやへ行って回顧録をつける。
今日は2012年に入ることができた。
今回から、iPadでYouTubeをBGMにしながら回顧録をつけるようにしよう。

今回は、スーツの御蔵島編。
コメントには、「青ヶ島に行って青ヶ島ちゃんねるとコラボしてください」という書き込みが何件かある。
乃公おれもそれを期待しているのだが、おそらくそれは難しいのではないだろうか。
と言うのは、スーツは自分の考えを一方的に立て板に水のように喋っていればいいだけだし、青ヶ島ちゃんねるは酒飲みながらコミニュケーションをするのが大事なのだ。
そういう意味では、全く合いそうにない。
それをわかっているだろうから、もしスーツが青ヶ島ちゃんねると何らの交流もせず、行って帰ってきたとしたら、不仲説でも立てられかねないし、そうなると、お互いが面倒なことになり、メリットがないと思っているだろう。

さて、16時も近くなってしまったので、帰ることにしよう。

帰宅したら、外で雨の音。
外を見てみると、地面が濡れている。
ずいぶん良いタイミングで帰宅したものだ。

ところで、また荷物が届いた。
今度の荷物は乾燥キャベツとワイシャツ。
これも台所に貯蔵するが、いよいよ冷蔵庫には詰め込むところがなくなり、なおかつ、台所は半分以上が食料スペースとなっている。
つまりこれが島の暮らしなのだ。

ところで、今日、岩泉ヨーグルトとともに届いたきりたんぽは、2024年までが賞味期限だと言うので、10本ぐらい買ってもいいかもしれない。

それと、台所が臭い。
と言うのは、台所ネットを交換できていないので、そこからに寄ってくるのだ。
もはやヘドロの匂いである。

これも、生協がってるうちに買ってくることにしたい。

と言うことで外に出るが、雨が止んでいたので、自転車を走らせる。
閉店ギリギリで買うことができた。

またぞろ帰宅。

ちょっと色々公開できないことが重なったので、ここから先は非公開に。

ここまでの決死出演は7名(累計26名)。

 

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です