雪を見に行くだけの卯年初収鋲

今日もまた冬型の気圧配置。
東京や千葉は、晴れで推移する見込み。
最高気温は11〜12℃。

目が覚めたら6時過ぎだった。
ここ数日来の血痰は無い。湿度の違いだろうか。

今日はどこかにお出かけしたい。
どうせなら、雪を見に行きたい。
そうすると、新潟方面だろうか。

ともかくも、まずもってやる事は、おはヨーグルト。
通販で岩泉ヨーグルトを買いすぎたので、さっさと消費してしまわないといけない。

そして、昨日入っていなかった風呂に入ることにする。

ニュースでは、昨年末に日本中を騒然とさせた防衛増税につき、自民党では増税以外の選択肢を検討する場を設けると言う。
正直言って、それは当たり前すぎるほど当たり前なのだ。というか、増税してまでなぜ防衛力を上げることが必要なのか、その説明すらしていないではないか。

そうかと思えば、中国が無人機を太平洋上に飛ばしたと言うのである。
このことに1番喜んだのは、意外と自民党内の増税論者ではないだろうか。

さて、11時06分の上越新幹線に間に合うためには、最寄り駅を9時19分に出なければいけない。

と言うことで、さっさと出発することにしよう。
そう思ったら、1本早い9時09分の新京成線に乗ることができた。

そういうことであれば、八柱の吉牛で朝食としよう。
一応おはヨーグルトは食べたんだけど…。

ともかくも、ここからは武蔵野線で行くことにする。
府中本町駅は、余裕で乗ることができた。
しかし、新松戸や南流山あたりから混みだした。

そして南浦和で京浜東北線に乗り換え。
奇跡的にコーナーに座ることができた。

京浜東北線の車内で親娘喧嘩。
娘は高校生か大学生ぐらいだろうか。
逃げたくても逃げれない所に縛りつけられるから、マウントの取り合いやら何やらが生まれる。
なるほど、「何かに怒りたい」ウェブ漫画がウケる訳である。

そして大宮に到着。
ここで新幹線に乗り換える。

少し早めに来たので、さっき吉牛で食べてきたので、特段食べたい物もない。
とりあえずお茶だけ買おうか。
喉の消毒の上でも、緑茶を飲む癖をつけたい所である。

ただ、緑茶の「殺菌効果」とやらが、どこまで医学的なエビデンスがあるのかということである。
飲料メーカーが、緑茶を売りたいために健康をアピールする以上の何かを知りたい所だ。

そうしている間にも、ひっきりなしに新幹線はやってくる。
11時06分の「とき317号」の1つ前は、10時57分発の金沢行き「はくたか559号」である。
こちらには帰省客かUターン客が多い。

そして、我らの「とき317号」がやってきた。車両はE7系。
えきねっとで予約した際は、最後の1席だった。

実際に座って見ると、コンセントがあったのでよかった。
これでどうにか長岡までは電源を確保できる。

あと、JR西日本の車両であるとみえ、座席には「トランヴェール」ではなく「西Navi」がおいてある。
つまり「アルバイト運用」ということになる。

この間に、撮った写真のEXIF付けなどの整理を行いたい。

ところで、真ん中の席は誰も乗っていない。
これはありがたい。

上毛高原のあたりまで来ると、雪が積もり始めている。

そして、数十分の間国境のトンネルを潜って、次にトンネルを出たときには、一面の銀世界であった。
やはり関東とはわけが違う。

そしてまた、魚沼平野をトンネルで抜けてしまうと、すぐに長岡である。

そして長岡に到着。
気温はひんやりと冷たい。

さて、ちょうど昼時なので、昼食としたい。
やはり、長岡に来たのであれば、フレンドのイタリアンに限る。

そう思って、駅の1階のフードコートに行くと、フレンドだけやたら並んでいる。
それもそうだろう。長岡の名物なのだから。

そして、並ぶだけで、10分ぐらい待って、やっとイタリアンを頼むことができた。
店員さんは、このイタリアンを「1枚」「2枚」で呼ぶらしい。

イタリアンと言うのは、本質的には焼きそばであり、端で食べる。
それに、ミートソースやら何やらがかかっているのである。

さて、食べ終わったらバスに乗ることにしよう。
バスは、長岡駅前の11番乗り場となる。

長岡駅の、11から12番のバス乗り場は、栃尾だけではなく、寺泊とか与板といった地名もある。
つまり、越後交通の鉄道線の廃止された部分がここに集中しているのである。

ほどなくして、栃尾行きの急行バスは出発。
このバスは、昔の「とってつ」をトレースして、上見附経由なのだが、それ以外にも長岡と栃尾を直通する快速バスと言うのもあり、こちらの方が時間は短い。

しばらく開ける長岡の郊外のロードサイド地帯を走るが、信越本線を南に横切ると後は一面の雪景色の田園地帯となる。

ところで、下ばかり向いてiPadで写真の整理、何かしていると、だんだん具合悪くなってくる。
まさかまたコロナになったんじゃないだろうな?
いや、そんな事は無いはず。現に、昨日PCR検査で陰性だったではないか。

そのうち、バスは見附の市街地に入る。
いよいよ上見附のバスターミナルだ。

もともと、信越本線で見附駅はあるが、そこは2つの街の真ん中に作られたものであり、本来の見附の市街地は、「とってつ」の上見附駅の周辺となるのである。

…と思ったら、上見附のバスターミナルのほうは素通りして、どんどん栃尾のほうに行くではないか。
このバスは、上見附を通らないらしい。
だから、時刻表に見附本町しかなかったのだ。

仕方がないので、栃尾まで乗っていくことにする。

そして、栃尾のバスターミナルに到着する。
ここは、かつての栃尾駅である。
鉄道廃止から50年近く経った今もなお、鉄道駅の雰囲気は十分にある。

…と、老女が通りかかってきた。
「カメラ?」と聞いてくる。

なるほど。今の自分は不審者だ。
「そうだよ。昔ここには電車が走ってたんでしょ?」

「そうだよ。とってつって呼んでたの。私の息子もさよなら電車に乗ったよ」
なるほど、良い話を聞いた。

さて、せっかく1時間早く栃尾に来たので、ちょっと名物の雁木でも見て、できれば名物の油揚げでも食べていきたい。

そして、川沿いに少し歩くと、市街地が見えてきた。
そして豆腐屋も並んでいる。
ここまで豆腐屋が多いと言う事は、伝統的に肉などのタンパク源がなかったと言うことだろうか。
長野県であれば、虫を食べていたところである。

それにしたって、日本海側特有のベタベタした雪が足にまとわりつく。
今日も、最高気温はマイナスになる事は無い。
雪深いとは言ってもやはりここは本州なのだ。北海道に7年住んでいた頃と同じような感覚で考えてはいけない。

やはり、写真を撮るのであれば、雁木に加えて、NTTのパラボラアンテナの跡もアングルに入ると、いかにも地方都市と言う感じがする。

ところで、いろいろ歩いているのだが、イートインで食べていける豆腐屋が全然ない。
というか、空いている飲食店がまるでないのだ。

仕方がないので、さっさと戻ることにしたい。

本来は、15時40分の長岡行きの快速バスに乗る予定であったが、1本早い15時ちょうどの上見附経由のバスで戻ることにしたい。

そういうことであれば、見附の市街地を通った時、バスの車内から撮影することにしよう。
そして、それを以って新潟県見附市は収鋲とすることにしたい。

バスの運転手の中には、車内を撮影されることを嫌う運転手もいる。
トラブルは御免だ。

それで、車内から外の雪景色をバシバシ撮り、「この人は雪景色を撮りたがっている人だ」と認識されるように頑張ってみた。

そして、見附の市街地に入る。
赤信号で止まったところで、決死を試みる。
特に咎めだてされることもない。

やっぱり、バスの木の床が映るアングルが1番良い。

結局、この決死自体は、運転手に咎めだてされる事はなかった。

いずれ、これを以って新潟県見附市は収鋲としたい。(収鋲率:新潟県56.3%、全国53.8%)

そして長岡駅に到着する。
帰りの新幹線の間では、30分以上ある。
ところで、途中からここまでの道路も、長岡の駅前のバスターミナルも、スプリンクラーが非常によく整備されており、路面に雪が全くないのだ。
これもまた、田中角栄大先生の恩恵だろうか。

さて、待ち時間が中途半端なので、またイタリアンを食べてしまった。

さて、良い時間なので帰るようにしよう。
16時34分発の「とき332号」は、長岡から大宮までノンストップである。

せっかくコンセントが使えるE7系だったのに、使うこともなく。

そして大宮に到着。
かなりの数が降りる。

自分は、3番線の18時01分発の西船橋行き「しもうさ」後に乗る。
うさぎ年だけにお後がよろしいようで。

しもうさ号は、19時51分に、東大宮方面からやってきた。
余裕でコーナーに座れた。
ところで、塾の冬期訓練らしき、小学生2名がじゃれあって喧嘩している。
中学受験のストレスだか何だかわからないが、ずいぶん迷惑なことで。

こちらはと言えば、夕食はどうしようか。
少し熱のあるような気もする。
しかし、コロナに罹って2〜3週間しか経ってないのだ。
そんな短期間で再発と言う事は無いようだ。
コロナの再感染ではないにしても、後遺症による体力の低下と言うのはあるかもしれない。

最初は、日韓関係どこ吹く집に行こうかと思っていたが、そんな体力もないので、さっさと帰宅することにしよう。
帰宅する体力だけは残っている。

そして、部屋のヒーターにスイッチを入れると7℃であった。

今日は、納豆と非常食のわかめご飯とスープで夕食にしよう。
それと、漢方の麦門冬湯をきちんと飲むようにしよう。これは咳に効くと言うので。

とにもかくにも、風呂に入る気力もない。
体温を計ると36.6℃。平熱より結構高い。

もう寝ることにしよう。
メンは消尽したので明日はイロハシャッフル

22時になり、ブラウザゲームが解禁になったのでやってみる。
今週はよほど苦戦するんじゃないかと思ったのだが、それほどでもない。
ただし、この調子はどこまで続くのかはわからない。後半になって調子を崩すのはいつものパターンだからだ。

そして、PDFに保存しておいた「面白すぎる日記たち」(鴨下信一)を読む。
戦時下の兵士たちの日記のところに来ているのだが、最近、タモリが「今は新しい戦前」などと言っていることに思いを馳せる。
また、YouTubeでは東大の先生は「日本と関係ないところで、核戦争が起こったとしても、世界で何億人かは死ぬ。その6割は日本人」などと恐ろしいことを言っている。
例えば、ひとたび日本が中国とコトを起こしたら、どのような着地点で終戦するのか。
ウクライナ情勢を見ている限りでは、アメリカもヨーロッパも「第三次世界大戦は起こしたくない」と、助けてはくれなさそうだ。
そうなると、現在のウクライナ同様に、国土が焦土になろうとも徹底抗戦しなければならないと言うことなのだろうか。
考えれば考えるほど、日本の未来はどうなるのか全くわからない。

結局「うまくやる」者が得をするだけなのだろうか。

 

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