上総鶴舞からの収鋲

北朝鮮KCTV「録画報道:1万余名の青年たちが難しい部門に進出」より🇰🇵
最近、こうして平壌の青年が地方に下放されるニュースが続いているが、そもそもは青年同盟の大会の決定だったらしい。
「嘆願」というのは日本語で言う「志願」と同じニュアンスで使っているのだろうか。

もはやこのテンションの高さは、日本の戦時中の徴兵壮行会のそれを彷彿とさせる。

3時台に1度目が覚めて、次は5時台にまた目覚める。
頭が痛くて咳が出る。
昨夜は青酎を飲み過ぎてしまった。

外からは鈴虫の声が盛んに聞こえる。
もう夏は終わってしまったのか。

時間は7時を過ぎてしまった。
体温は36.2℃。
具合が悪いのは、あくまで二日酔いのようだ。

今日は土曜日なので、資源ごみを出さないといけない。
それで店着なかったワイシャツや敷布を集積所に出す。

そして新京成線の中の人となる。

京成津田沼行きだったので、最初は座れる程度だったのが、そのうち立ち客も目立ち始めた。
北習志野でその傾向がはっきりして「混雑している状況」となった。

ところで、2つ隣のオッサンが盛んに咳をしている。
というかこっちに向かって咳するな。
それも鼻出しマスクだ。
これはかなりヤバい。
寒そうに席にうずくまってる。
絶対ガチの感染者だろ。

そもそもオッサン、なんでその状態で出歩いてるのか。

新津田沼で降りて、急いでアルコール消毒とウェットティッシュを買った。
特に体の左半分にアルコールを吹き掛ける。

そして君津行きの快速に乗る。
五井までなのでグリーン車が必要かどうかは分からないが、密も嫌なのでグリーン車に乗ることにした。

グリーン車の車内では、ウェットティッシュで体を拭くことに専念していた。
特に体の左半分である。
まさか、まさかこっちに向かって咳をふっかけてくると思ってもいなかった。

あと、唾を飲み込むのもやめよう。
出せるものは出そう。

というかこの収鋲続けてて大丈夫なのか?

そして五井に到着。
五井からは小湊鉄道に乗ることになる。

切符売り場はなかなか盛況だ。
つまり「密」。

小湊鉄道は現在、光風台から上総牛久の間が大雨のために鉄橋が崩壊して運休している。
それで、その列車も光風台行きと言うことになる。

ホームの自動販売機で緑茶を買う。
火曜日のワクチンに備えてカフェイン断ちをしているが、殺菌効果に期待するしかない。

今回の列車は、キハ200の2両編成であった。
階段から遠い1両目のほうが空いていたので、そちらに座ることにする。

列車は五井を出ると、田園地帯を走ることになる。

さほどの時間もなく、光風台に着くことになった。

光風台からは、代行バスが走っている。
小湊鉄道は、バス部門も持っているわけだが、九十九里鉄道からも代行バスが来ていた。

たった4分の接続時間なので、急いで決死しないといけない。
ところで、このバスはサイクリング客がやたら多い。

ロングスパッツに包まれた鍛えられた美しい脚の女性客が、自転車を荷物置き場に詰め込む。

バスの中は、どうにかソーシャルディスタンスが保てる程度の埋まり具合。
自転車客の人もたまに咳をしている人がいるのは気になる。

この辺は、意外にも家波が続く。
さすがは鉄道を維持しているだけの事はある。

そして上総牛久に到着。
10時49分ごろ着いたのだが、本来の上総中野行きのディーゼルカーは10時48分発である。
駅員は急いで乗るようにせき立てる。

ほどなくして、上総鶴舞に到着する。

上総鶴舞駅は交換設備の無い棒線駅であるが、昔のレールが構内に残っている。

駅前では、老人が一休みしている。
これこそがローカル線の風景だ。

10時ちょうどごろ到着し、茂原行きのバスは10時40分発なので、都合40分程度の駅前で待つことになる。

五井で買った残りの緑茶でうがいしてしまう。
殺菌効果を信じるしかない。

10時40分発のバスは、10時10分ごろ上総鶴舞駅に到着した。
茂原方面からこちらに来る場所は土日はこのバスが唯一となる。
運転手ものんびりトイレに行ったり休憩したりする。

…と、横浜ナンバーの車がやってきた。
男は2〜3名で女は1名。
女はミニのワンピースに80デニール位の黒いストッキング。
いかにもオタサーの姫といった面持ちである。
彼らはトイレに行ったり、上総鶴舞駅の中を撮ったりしていた。

さて、10時40分が近づいてきた。
バスの運転手はそれに気づかないような感じでずっと寝ている。
行先表示も「鶴舞駅」のままだ。

ドアを叩くと、運転手が思い出したように準備を始める。
客は自分1人だった。

循環器病センターを経由して、国道409号線を走る。
この国道409号線は、川崎市〜木更津市〜茂原市〜東金市〜成田市を結ぶという。
つまり東京湾アクアラインも入っているということ。

一山越えると市街地に出る。
これが長南町の中心部である。
これまで収鋲しないできた長生郡4町村の最後を飾るのは、この長南町だ。

それで、この長南町で降りることになるのだが、小湊バスの長南営業所は国道筋から1.8km離れたところにある。
それで、愛宕町で降りて歩くしかないかな… と思ってたら、その愛宕町になかなか到着しない。
Googleマップを見てみたら、どうやら長南営業所に立ち寄る模様。
それはありがたい。

それで長南営業所に労せずして到着。
長南町役場の近くにもあるので役場収鋲ということになる。
いずれ、これをもって千葉県長生郡長南町は収鋲ということにしたい。(収鋲率:千葉県98.1%、全国49.5%)

ここからは11時50分の茂原行きのバスを待つだけ。
この間、撮った写真をダウンロードしたり、ブログ付けをするなど。

10時50分のバスはしばらく遅れて、別の場所から来た。
どうやら営業所始発ではないらしい。

最初の客は3人程度だったが、愛宕町というバス停で密になるくらい多くの客が乗ってきた。

そして、茂原駅に到着。

ここから先、本千葉で降りて千葉県立図書館に行こうと思ったのだが、肝心の図書館カードを忘れてしまったので行くことができない。
仕方がないので、ここで昼食にする予定だったのだが、1番早い東京方面の列車が「わかしお12号」だと言うのでこれに乗り、海浜幕張のインド料理バイキングで昼食とすることにしたい。

…と、コンビニで昼食を買っていたさっきのバスの運転手が、「あんた長南営業所から乗ってきたでしょう」と言う。
「あんた410円しか払ってなかったっぺ。本当は480円だっぺ」という。
金額が足りなかったことを詫び、追加で払おうとすると「いいからよー、次に来たとき気をつけてもらうっぺ」とのこと。

わかしお12号の切符は、えきネットで買うことにした。
なるべくソーシャルディスタンスの保てる席を取ることにした。

約30分強で、「わかしお」は海浜幕張に到着。

灼熱の海浜幕張駅前のペデストリアンデッキをインド料理店に向かって歩く。
例によって、ここでたらふくインド料理を食べる。
インドに端を発するデルタ株に悩まされているときに皮肉なものである。

そして、海浜幕張駅の中の喫茶店で電車を待つが、なるべく新八柱まで乗り換えの手間がないほうがいいに決まってる。
そのような手間のない列車は、16時01分に新習志野を発車する大宮行きの「しもうさ号」しかないようだ。

そしてその「しもうさ号」に乗るためには、15時50分の各駅停車に乗れば良いようだ。
それまでしばし、この喫茶店でゆっくりしていることにしょう。

ゆっくりしている間も、不安が押し寄せて押し寄せてしょうがない。

 

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