【義手と義足の昭和史】義足なおします(S29.6.23)

中国の春節が近いというので、中国人が大挙して日本に来るのではないかとネトウヨが活性化している。
日露戦争の東郷平八郎元帥の名言を引き出してZ旗を振り回している。
令和と元号の変わった今、Z旗がが排外主義のアイコンとして使われていることを東郷元帥が見たらどう思うだろうか。

そう言った政治的な話はさておき、昭和29年6月23日の読売新聞下町版より。

その東郷元帥の私邸の敷地を譲り受けたという麹町の東郷元帥記念公園に、人形劇場ができるというニュース。
昭和29年当時、人形劇は常設館を打つほどポピュラーだったのだろうか。
ともあれ「ヨーロッパにはあるから日本でも」という流れになったらしい。

この紙面が「義手と義足の昭和史」とどのように関係があるかというと、7段目に小さな記事として、厚生団による義足の無料修理に関する情報がある、といった程度である。
厚生団はその後厚生年金事業振興団となり、2014年に解散している。

この記事からは、やはり昭和29年という時代相を見てみることにしたい。

真ん中の写真は下駄屋の写真で、当時は和装がかなり多く、下駄の需要も高かったようだ。

下の広告欄を見ると、オーシャンウイスキーは昭和37年に同じ洋酒メーカーのメルシャンに吸収合併され、現在はサントリーホールディングスの傘下にある。昭和32年に徳島県で発生したウィスキー毒殺事件もまた、オーシャンウイスキーが使われている。

 

 

 

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