「義手と義足の昭和史」もしばらく間が開いていたが、再開することとしたい。
今回は昭和30年代半ばの新聞記事より。
戦後10年以上が経過し、高度経済成長に差し掛からんとしていた時期・・・
自動車の増加と共に、交通事故も激増している時期であり、昭和35年の流行語に「交通戦争」が挙げられたと言う程であった。
Wikipedia「交通戦争」によれば、この10年後の昭和45年まで死者は増え続けたものの、
交通弱者である歩行者を交通事故から守るため、歩道やガードレール、横断歩道橋の整備を積極的に行ってきたことや、交通違反者に対する罰則強化、交通安全運動を推進したことが成果として現れ、1979年(昭和54年)には死者8,048人とピーク時の半分にまで減少した[1]。
・・・のだという。
厚生労働省にでも出向けば、年別の手足の切断理由の統計は出ているのだろうか。