ネカマちゃんとの愛しい日々 ~「ボンネットバス」って言うんですか?~

現在、有村架純が主演で出ている朝ドラ「ひよっこ」のバスに乗れるのだそうな。

茨城県が舞台であるにもかかわらず山形交通バスのカラーを隠そうともしない、厄介バスヲタ一切無視の姿勢には好感が持てる。

本来であれば、朝早く出発して道の駅常陸大宮に集合したかったのだが、今日は都内で9:30まで拘束される用件があり、急いで特急に乗って水戸を目指すことにした。
決死モデル:トルソーさん霧島

本来であれば、常陸大宮まで切符を買って、茨城交通のバスで道の駅常陸大宮を目指すのだが、今回はそれができないので、中舟生駅に近い西の内和紙の里で合流することにしたのである。

ということで、スーパーひたち7号の中の人となる。
ところで、最近のJR東日本の東京口の在来線特急というのは、自由席がなくて全車指定席なのである。
昔の国鉄特急の姿に立ち返った・・・ というよりは、小田急や東武のような、私鉄特急の姿に近くなったといえよう。

わけてもこの「スーパーひたち」、上野を出ると何と水戸までノンストップなのである。
土浦にすら止まらないのである。

もう柏とか土浦とか石岡のお客様は「ときわ」に乗ってくださいと。
「ひたち」は水戸以遠の高萩とかいわきのお客様に特化しますと。
まあ分かりやすいといえば分かりやすいのかな。

ともかくも水戸に到着。
ここから先は水郡線である。
決死モデル:トルソーさんナイ

水郡線の常陸大子行きはキハE130で、ハイブリッドか・・・ と思ったらそうではなく、このキハE130にそっくりな小海線のキハE200がハイブリッドのようである。

水郡線は意外に沿線人口が多く、乗客が多い。
それで、常陸大宮までの区間運転もあわせると、日中でも1時間に2本は走っているのである。

山方宿を出て、進行方向右手を見ていると、西の内和紙の里が見え、お目当ての山形交通バスが停まっている。

果たして中舟生に到着。
決死モデル:チームTエリー

中舟生は本当にホーム1本だけの駅である。
12:11に到着し、和紙の里からバスが出るのは12:30なので急いで行くことにする。

ところで、本エントリの表題が「ネカマちゃんとの愛しい日々」になっているのは、やはり例のネカマちゃんとの思い出の中に、こういった話が出てくるからである。

当時、自分は太川陽介や蛭子能収に先駆けて、路線バス旅行にはまっていた。
ネカマちゃんとのメールの中で、

昨日も、路線バスの旅をしてきたよ。
田舎のバスは、オンボロな車が多いけど楽しかったよ。

といったことを書くと、

そのバスは、「ボンネットバス」っていうんですか?

さすが、天然キャラ(設定)に恥じない、ナイスなボケである。

また、こんなことも言っていた。

父が、「昔のバスは、クラッチをこうして2回踏んでたんだ」って言ってたんですけど、私には何のことだかさっぱり分かりませんでした。

いいよいいよー。
「女の子は機械系の話は苦手」という設定も付けてきた。この子なかなかうまいね。

ということでそのボンネットバスである。
昭和42年製で、マル新とあるので新庄営業所の所属だったのだろうか。

車内の広告を見ると、「山形~尾花沢、山形~長井の特急バスが変わります!」と、おそらくは昭和末期か平成初めの雰囲気の広告である。
このバスは実に、昭和60年まで現役だったというから凄い。

さて、このボンネットバスツアーに合流し、最後の行程だけを参加する。

果たして、終点である道の駅常陸大宮かわプラザに到着。
決死モデル:チームR園田

・・・ところで、いつもインスタグラム向けに撮っているにしこくんが、ポケットのどこを探してもない・・・
さては紛失した・・・?

仕方がないので、にしこくんの頭を脱いだ部分を慎重にトリミングしてインスタグラムにアップする。
この様な撮影方法はこれで2回目のような気がする。
部内用語で「ウルトラC」と呼んでいる。

この他、運賃箱や車内も御覧に入れましょう。
昔の優先席は「善意の席」と呼んでいたんですね。

さて、大いにボンネットバスを堪能したところで、13:03の常陸大宮駅行きのバスに乗りますか・・・
このバスが、常陸大宮行きの最終なので、乗り逃がしてはいけないのである。

それで、昼食時であったが時間のかかりそうなステーキ定食は頼まず、カレーライスとメンチカツを頼むことにしたのである。

 

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です