夢人島ツアー

今日の小笠原諸島(父島)の天気は、晴れ時々曇りで、日中の最高気温は約30℃、最低気温は25℃です。降水確率は午前中10%、午後は20%と低く、風は東から吹き、波の高さは2メートルほどのうねりを伴っています。

外出時には紫外線対策が必要で、日焼け止めや帽子などを使用すると良いでしょう 。

硫黄三島ツアーのおがさわら丸の2等寝台で6時ごろ目が覚めるが、まだ寝ていようと思ったら、アナウンスで「左手に南硫黄島が見えて参りました」と言っている。

あぁ、そういえば、早朝から南硫黄島が見えるんだった。

眠気を振り切って、急いで7階のデッキに出る。
左舷側は人でごった返している。

しかし、あまりに近くを周回しているので、引きが取れないのだ。
去年もこんな感じだっただろうか。

島の周りを、カツオドリが群舞している。

撮るだけ撮ったら、後は7階ラウンジにこもって、クーラーを浴びながら「事件・犯罪大事典」なんかOCRしている。
「く」のとこまで行ったので、熊本の事件をOCRするが、熊本もなかなかエグい事件が多い。中には靴フェチの男が女性から靴を奪って、校庭に投げ入れると言う事件を何回も起こしたなどということもあったようだ。また、熊本のどこだかの地裁支部では、アル中の裁判官が「俺は酒に強いから酒を飲んだところで、判断を間違う事は無い」と開き直って業務を続けて処分されるなど。

南硫黄島を過ぎたところで、またベッドにこもって寝ることにする。朝食は、船酔いが激しいので省略する。
少しでも睡眠時間は多い方が良い。

いくばくも寝なかったところで、アナウンスで硫黄島が近づいたという。
それではまた行かないといけない。

硫黄島は右回りに回るので、右舷方向に人が集まっている。
硫黄島は、一般の住民はいないが、無人島ではない。自衛官は住んでいる。
それで、アナウンスでも「自衛隊の施設をSNSにアップする事はやめてください」と言っている。

そのうち、摺鉢山が見えてきた。
客の中には、手を振っている人もいる。向こうからも、自衛官は手を振ってくれているだろうか。

いつもコンテナを積み込んでいる5階の後部デッキには、椅子が並べられ、中学生や硫黄島協会の人が集まっている。
硫黄島では戦死者が非常に多かったので、ここで平和教育と慰霊式をやるのだ。

しかし、日差しがきついのと回る時間が長いので結構だるい。
左舷側を見ると、硫黄島に興味も示さず、バードウォッチングをひたすらしているカメラマンもいる。

8階デッキの方から、笛の音が聞こえてくると思ったら、小笠原神社か大神山神社側わからないが、神職の人が神事をしている。

5階後部デッキの方は慰霊式が終わってしまい、椅子を撤収している。
そのうち、アナウンスで戦没者遺骨収集事業の解説が始まった。
実は、2024年の今でも、戦没者の半数の遺骨も収集できていないのだという。

ところで、5階の後部デッキに行く機会なんてそうそうないので、一度行ってみることにする。
なるほど、こうなってるのねという感じ。

そのうち菊の花が配られる。
もう1周、摺鉢山に差し掛かるところで献花するのだ。

そして、おがさわら丸の汽笛が1分間鳴る。ここで菊の花を海に投げ入れて黙祷。

後はもう見るだけ見たので、ベッドに戻ることにしたい。
次は11時50分ごろに北硫黄島。1時間強寝れるかどうかという程度である。

正直、十分に休めるような間隔ではない。

11時50分過ぎ、船内放送が鳴り、北硫黄島が見えてきたと言う。
重い腰を上げて7階デッキに行く。

左舷デッキには人で群がっている。

島の形としては、南硫黄島に似た山があるだけの島だ。
ただし、こちらは有人島だったこともある。
こんな島で、良い儲けがあったんだろうか。
硫黄島とは違って、「帰島したい」などという声があったのかどうか。

さて、ここから13時20分までに渡り、北硫黄島を2周することになるが、みんなが島を見てる間に昼食にすればレストランはガラガラなのではないだろうか。

果たして、4階のレストランに行ってみると、案の定ガラガラだった。なおかつ麻婆豆腐のご飯も大盛りにしてもらえた。

再び7階のデッキに上がると、手話サークルの知り合いも来ていた。

島の周りは、アカアシカツオドリが群舞している。
こちらは、島を去る時まで、7階のラウンジで腹ごなしがてらのんびりしていることにしよう。

そして北硫黄島を2周して、船は去っていく。
後はベッドに戻って寝ていよう。

ベッドで寝ていたら、ナマモノ志向だった頃の夢を見る。
自家用車かバスかで高速道路を移動しており、各インターチェンジで義足の女性を探している。
探したところで、どう声をかければいいのかはわからないが。
そして、どこかの堤防の長い危険な階段でぽよが出てきて、名刺の渡し方を指導される。これで義足の女性もイチコロだと。

目が覚めたら16時35分ごろ。
そろそろ母島を通りかかるはずだ。

6階デッキに出てみると、向島の向こうに夕焼け雲が美しい。
電波は4本立っているのだが、全然つながらない。いつものおがさわら丸である。

荷物を片付けるためにベッドに戻ることにする。

そしておがさわら丸が停まった。
いよいよ着岸だ。
とは言っても電波が復活するわけではない。

そして18時25分ごろ、4階の平民も下船となる。
これでツアーは終わり。

外は雨がパラパラ降っている。

帰宅すると、Amazonが届いていた。
炭酸水・揚げ玉・エアーソファー・消毒用アルコール。

すぐに非常食にお湯を入れて夕食。
非常食の松茸ご飯・キャベツ・ツナ缶・ライフスープ。

職場のチャットで前任者に相談していた回答が来た。
要は「ゼロさん、随分細かいですね」いやあの・・・
人間関係に関しても、「そんなの何でもないですよ」と。
ここまで鈍感力が必要なのか・・・

その後、はんぺんちゃんのゲーム配信。
はんぺんちゃんは次で欠損バーを卒業するという。
職場で適応障害になったんだと。
適応障害といえば実はこちらも同じ。

ともかくも風呂に入る。
風呂から上がったら23時半過ぎになっていた。

さっさと日記をまとめて寝ることにしよう。

今日の決死出演は4名(累計16名)。

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