東京は高気圧に覆われている。
今日一日は晴れか曇りで推移する見込み。
最高気温は26℃になるという。
波は2m程度であるという。
新宿の快活で6時ごろに起きる。
どうにか起床事故を防ぐことはできた。
今日の朝食の嵯峨谷は7時から開店なので、それまで準備をしていることにする。
風呂に入れなかったので、せめて顔ぐらいは洗うことにしよう。
しかし、逆性石鹸で顔を洗うというのはどんなもんなんだろう。
それはともかく、荷物をまとめて外に出ることにする。
新宿はラッシュになっている。
で、西口の「嵯峨谷」がどこにあるのかだ。
小田急や京王の駅は工事中になっていて、まさかこの工事中の中にあるのだろうか。
そう思ったら、甲州街道につながる道の地下の京王モールのところで、ちゃんと営っていた。
そして、天ぷらそばを注文する。
ここの天ぷらそばは、コシが無いということもなく、なおかつ出汁の香りも良かった。
本社に転勤したときに、通勤路上に嵯峨谷があったら、大盛りや天ぷらのサブスクにも入ることだろう。
さて、食べ終わったら出発することにしよう。
丸ノ内線で荻窪方面に行くことにする。
ラッシュと逆方向とはいえ、なかなかの混雑だ。
そして、中野坂上で方南町行きに乗り換える。
方南町行きは、通学の生徒が多いようだ。
ほどなくして、方南町に到着する。
地上に出ると、環状7号線に出る。
ともかくも、これを以って杉並区は再履修完了とすることとしたい。収鋲率は計算中。
入り口では、田中ゆうたろうという地元議員がビラ配りをしている。
ただし本人ではなく、年老いた選挙員のようだが。
ネトウヨ的な言動でやたら物議をかもしている区議会議員だ。
ともかくも、環状7号線の向こうへ渡って、バス停に行く。
都営バスと京王バスが共同でバスを走らせているようだ。
次に来たのは、8時11分の渋谷行き。京王バスだった。
バスは結構な混雑であったが、どうにか代田橋に到着。
とは言え、結構駅から遠いところだった。
代田橋の駅に行く途中、桜があったがほとんど葉桜であった。
それでも、見れないよりはマシかなと。
そして、代田橋の駅で京王の高尾山口行きに乗る。
下高井戸の駅は、すぐ乗りに東急世田谷線の乗り場がある。
極めて決死しやすいロケーションだ。
東急世田谷線の電車は、編成ごとに色が違っているが、乗ったのは招き猫の電車だった。
さすがに、9時近くなるとラッシュも落ち着いている。
しかし、途中の上町あたりで、どんどん客が増えて、満員になってしまった。
ともかくも、三軒茶屋で降りる。
三軒茶屋からは田園都市線に乗るわけだが、結構離れているのだ。これでも同じ東急だろうか。
田園都市線は、まだまだラッシュの余波を引きずって混んでいる。
それでも、渋谷でだんだん人が降り、永田町あたりから座れるようになった。
その丸ノ内線なのだが、なんと行き先が中野富士見町。
レア幕の中のレア幕だ。
そして一駅だけ乗って東京駅へ。
東京駅の地下の「のもの」で職場へのお土産を買うことにする。
なるべく高そうなのを買うことにする。
そして東京駅から山手線に乗って浜松町へ。
これでどうにか10時ごろ。
浜松町のソフトバンクの本社のタリーズで副業ブログなどSNS周りをやってしまう。
これで10時半ごろ。
さて、竹芝桟橋へ行くことにしましょう。
竹芝桟橋で乗船券に引き換えると奇数つまり下段。
上段にしてもらえないか言うと「それは乗船してからロビーで対応してもらってください」と。
そういうものらしい。
桟橋ではおがじろうや東海汽船の社員がおが丸カラーのタオルを振ってお見送りする。
11時、おがさわら丸は出港する。
あとは7階のロビーで、しばらくiPadでも見ながらのんびりしている。
島に戻れば、また現実が待っている。
まるで死刑の執行を待つような気分だ。
時折しも、Twitterでは「死刑執行」はトレンドに上がっている。
何が問題になっているのかというと、死刑執行にさいして、その言い渡しを当日にやるというのは、残虐な刑罰に反するので違憲だということを死刑囚が訴えているのだという。
死刑の当日言い渡しに関しては、死刑囚の自殺防止という観点から使うようになったはずである。(大塚公子の著作より)
それはともかく、12時も過ぎたので、4階のレストランに昼食に行くことにしよう。
昼食はもちろん、庶民の味方・かき揚げそば。
その後、受付に行ってベッドを上段にしてもらう。
これはすんなりOKされた。
その後、再び7階に行って、にしこくん仕事をInstagramに投稿することにする。
電波が通じるのは6階のデッキである。
投稿が終わり、13時も過ぎたので、予約していた指定席に行って、また事件関係の本でも読むことにする。
海は穏やかで、下を向いて本を読んでも大丈夫な位だ。
その穏やかな海上で「宮城県警察史」を読むわけである。
宮城の場合、容赦なく死体画像が写っているというのが特徴である。
ただし、読み応えだけはある。
電波のほうは断続的に入ってくるが、こちらからネットで確認しようと思っても確認できない。
そのうち、14時50分になってしまったので、ベッドに戻ることにする。
やはり、ベッドは上段にするに限る。
外洋になると、だんだん揺れが出始めた。
そんな揺れる船の中で「福島県警察史」なんか読んでいる。
そんなことをしていたら、17時も過ぎてしまった。
17時過ぎると日没になりかかるので、さっさと撮るなら撮ってしまおう。
それででも7階のデッキへ行き、最初は八丈島をバックに決死することにする。
ところが、船尾にヘリコプターを積んでいることがわかり、むしろこっちの方がフォトジェニックだと思った。
ちなみに、電波が通じてなくて、投稿のしようもないので、にしこくん仕事ではなく、第1種裸の大将コスで決死に臨む。
まるで青ヶ島では、島の外に運び出せず漁業が発達しなかったように。
しかしあのヘリコプターは何のヘリコプターだろうか。海上自衛隊の救難用だろうか。
しかし、風が強いので決死が難しい。
危なく、手の届かないところに落とすところだった。
それでもどうにか撮影。
ところで、階段の所の床で、大柄な白人女性が酒を飲みながら、べったり座って泣いている。
何か悲しいことがあったのか、あるいは単なる泣き上戸なのか。
そして、4階のレストランに行って夕食を食べることにする。
またぞろかき揚げそば。
こうやってそばばかり食べていたら、そのうちアレルギーになってしまうのではないだろうか。
外はどんどん暗くなっていく。
おそらく胃の内容物もこなれたと判断し、ベッドに戻ることにする。
そして、トイレで宿洗いすることにする。
これで全員消尽したので、明日はイロハシャッフルをすることにする。
とりあえず、多少揺れてるので、ベッドで本でも読んでいることにしよう。
で、引き続き、事件・犯罪関係の本ばかり読んでいるわけなのだが、何だってまたここまでこうした本に惹かれるのか。
その一つに「証言」というのがある。
どのような事件でも、それぞれの日常の中で何らかの異変に気づくところから始まる。
その「異変」を、それぞれの人がどのように捉えたか、その点が非常に興味深いのだ。
そしてまた、何だってまた、そうした本をおがさわら丸の中で読みたがるのか。
それは、こうした本を読むのは、一定の恐怖が伴うものであるが、人混みの中でその恐怖を掻き消したいというところではないだろうか。
それはともかく、どうも体が臭い。
何しろ、2日続けて風呂に入っていないのだ。
さすがに風呂に入ったほうがいいような気がする。
この状態でロビーにいるのも迷惑なような気がする。
それでシャワーを浴びることにする。
ついでに、ベッドのゴミも全部捨ててしまう。
持ってきたキッチンペーパーは、ブテナロックVαやオロナイン軟膏を尻に塗るのに全部使い切ってしまった。
そしてしばらく夜間開放の4階レストランで本を読んでいた画像をベッドに戻る。
そのまま眠ってしまった。
明日はイロハシャッフル。