クリスマスはチェーチで

小笠原諸島（Bonin islands）は高気圧の縁辺にある。
今日1日は曇りのち雨。
最高気温は22℃になるという。

目が覚めたら6時半過ぎ。

なぜかYouTubeで昭和43年の「貨物列車日本縦断」を見る。
何回か見ているが、感動的な映像。

部屋は寒い。
その寒い部屋で、ソファーに座りながらブラウザゲームの先週のまとめ。

朝食はどん兵衛。
特盛なんて食ったら本当は運動したいのだが。

そうしているとぽよからLINE。
「行く行く詐欺なんて気にしなくていいよ」と言う。
こちらが欠損フェチなので、五体満足な自分には恋愛対象としての興味は向かって来ないだろうという安心感があるのかな。

さて、10時も過ぎてしまった。午前中は行きたいところが3つある。
①合鍵の製作、②郵便局にヨーグルトの受け取り、③世界遺産センター。
ここに、どこで決死撮影をするかと言うミッションが入る。

ところで、アマゾンから荷物が届いていた。今回はしょっつるときりたんぽ。
それと、ヤフオクのワンピースのナミのスーツ。

結局、どこを先にするか決めないまま「ええい、ままよ！」で外に出る。
外は意外に暖かい。

最初は鍵屋に行くことにする。
プレハブのようなところで個人事業でやっており、1本1100円で作れるという。
だから3本頼むことにした。10分強でできると言う。

その次に、世界遺産センターに行くことにする。
これは、家族のLINEで甥っ子が「オガサワラオオコウモリ」に関する内容をプリントで見たと言うので、これに関して調べるために行くのだ。
ところが、オガサワラオオコウモリに関する内容はほとんど無いに等しかった。
ちなみに、ここでにしこくん仕事をすることにする。

そして、鍵を受け取りに行く。帰宅して鍵を開けてみたら無事開いたのでこれでよしとする。
そして、郵便局にヨーグルトを受け取りに行く。

そしてまたしばらく、ソファーの上でぐったりしている。

そんなことをやっていたら、11時50分が過ぎた。
五六助弁当に並ばないとまた売り切れてしまう。

そう思って五六助弁当に行くと、もう閉まっているではないか。
シャッターは半開きになっているが、幟も出ておらず、営業していた形跡がない。
入港中というビジネスチャンスなのにどうしたんだろう。

ともかくも、うわべ家に行って、マグロの漬け丼でも買おう。

そして、二見港に近いベンチで食べることにする。
昨日のあめのひ食堂の漬け丼はネタが多すぎたが、今日のうわべ家の弁当はご飯が多すぎる。
もっとも、こんなこだわりをするのは乃公（おれ）ぐらいで、TOMIKKUさんならどちらも美味しく食べるだろう。

さて、福祉センターの図書館に行くことにしよう。本は今日は返却期限なのだ。
それと、今日は全く散歩をしていないので、せめて福祉センターぐらい歩くことにしよう。

そして図書館に到着。本を返すのだが、自分で帳簿につけるという形式。

そして、例によって「小笠原ことばしゃべる辞典」を読むことにする。
今日はクリスマスイブだが、協会の事は「チェーチ」と言うのだそうだ。
churchは「チャーチ」だが、小笠原に初めて来たナサニエル・セーボレーはニューイングランドの出身だそうで、その訛りが小笠原方言に入っているのだという。
ただ、実際に発音してみると、確かに「チェーチ」の方が英語ネイティブの発音に近いような気もする。

ところで、どうも頭が痛い。なんだか酸素が足りないみたいだ。
それで、仕方がないので、あの狭いベンチで横になる。これでいくばくかは楽だ。
しかし、いつまでも横になっているわけにもいかず、さっさと帰ることにする。

そうしている間にも、北見支店の生涯学習ニキからは矢のようにメッセージが来る。
既にオホーツクを出る準備は万端のようで、後は内示を待つばかりのようだ。
北海道支社の暇な課に行きたいようだ。

帰りしな、まるひに寄ってキーホルダーを買うことにする。
今後、家の鍵はこちらを使うことにする。また、スペアは周辺機器入れに入れておくことにする。

そして、聖ジョージ教会に寄ることにする。寄ったからといって、別に入れるわけではないのだが。
これがまさに小笠原方言で言うところの「チェーチ」である。