ドイツの義足の選手が、健常者の記録を超えたというニュース以降「義足の選手がオリンピックに出るべきか?」という議論が出ているように見受けられる。
甚だしくは、「オリンピックのために自分の足を切ってわざと義足になる人も出るのでは?」といった極論も。
この疑問に、現役の義足アスリートであり、パラリンピックにも出場した高桑早生さん(慶應義塾大学)が答えている。
この中でひとしお胸を打つのは、以下の発言である。
- ただ、義足は結局悲劇から生まれたものでしかありません。生まれ変わったら義足を使わない生活を送りたい。
- やっぱりどんなに技術が発達しても、義足がある生活のほうがいいわけではありませんから。
ただ、それはあくまで飽食の日本の話で、国によってはやはり、お国のため、はたまた金のために、自らの体を売り渡す者も出てくるのだろうか・・・?