義肢の値段に関するメモ

未来の義体といえど医療器具であってみれば、それは保険診療の枠内にあるべきである。
ところで、義体は皆保険診療してもらえるだろうか?

そのあたりを、現在どのようになっているかを追ってみることにした。

ちょうど、かのカリスマ義肢装具士・臼井さんがそのあたりを開設してくれている。

奇しくも、サイト名は「けあサポ」(八木橋裕子の物語の読者ならピンとくる名前ですね)

曰く、

公費で使える部品は、膝継手のような高価な部品からパイプ、ボルトに至るまで、厚生労働省の告示で細かく決められています。歩行や生活に欠かせない部品や必要性の高いもの、機能と価格が妥当なもの(つまり値段が高すぎない)が公費の対象品目になっています(毎年改正があります)。

 なるほどなるほど・・・

そうすると、味覚だの触覚だのと言う、芸が細かい割に生存の基本にあまり関係のなさそうな(?)フリンジな機能は高いのかもしれない。

また、このようなことも言っている。

ただ、この高価な膝継手は、労災や交通事故による切断で保険から高額な補償が出る人にはよく使われていますが、そうでない身体障害の方の場合は、東京都でもまだ判定で使用許可が下りたことはないようです。高機能の部品があってもなかなか使うことができない現状があります。自治体にとっては財政の問題もあるでしょうが、「健足側にも問題があって、義足側の安定性を高めたい」など、この膝継手が必要な人はきちんと認めて使わせてあげてほしいと思います。

 ここからわかるのは、

  • 切断理由によっても補助の度合いが変わってくる。
  • 自治体の財政によって判定が変わってくる。

ということ。

そうすると・・・ 原発の近くにでも住めば、良い義体にありつける!?


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