北関東モザイク地帯収鋲

完全に太平洋高気圧に覆われて暖気がどんどん運ばれてくる場でしかない。
昨日も群馬の伊勢崎では40℃を超えた。これは6月としては史上初であるという。
しかし最高気温は36℃止まりであるという。

朝起きたら7時前。
本当は6時ちょうどに出れるように起きたかったが、昨日は3時近くまで起きてたので無理か…

今日は敢えて灼熱の群馬方面に収鋲に行きたいが、先述の通り最高気温は36℃止まりであるという。
そういえば酷寒を求めて陸別に行った時も大して気温は下がらなかった。
そういうものなのか。

それはともかく、準備が完了次第、出発することにしよう。
結局、新京成線の中の人となったのは、8時過ぎてからであった。

八柱に到着し、吉牛で朝食とする。

そして、新八柱から武蔵野線に乗る。
武蔵野線の車内で、今から前橋に行っていつ頃到着するのか調べたら、昼過ぎになると言う。
今日の予報では、昨日ほどは気温は上がらないと言う。
むしろ来週の土日はもっと気温が上昇すると言う。

そうすると、なんだか今日眠い思いをして群馬まで行ってもしょうがないような気がする。

ということで、大宮に到着し、高崎線に乗り変えるのではなく、宇都宮線に乗り換えることにした。
明日は仕事でもあり、もう少しイージーな収鋲にしよう。

と言うことで、9時34分の新前橋行きは捨てて、9時37分発の宇都宮行きの中の人となる。

最初は、白岡でダークツーリズムでもしようかと思ったが、すぐ先には栃木県野木町がある。
野木町名物の古いレンガ工場は、野木駅ではなく古河駅(茨城県)から降りた方が近いようだ。

そして渡良瀬遊水地を越えれば、柳生の3県境に歩いて行けなくもない。
つまり歩いて茨城・栃木・群馬・埼玉の4県を旅することができるということになる。

よし、今日はこれにしよう。

と言うことで古河駅に降り立つ。
ここは茨城県古河市。

ここから、旧日光街道を北上して県境を越えることにする。
道路の行先表示も、小山だったり館林だったり、いちいち県境の外ばかりなのである。

そして、その日光街道沿いの洋品店は、地元の学校の学生服を扱っているようなのだが、この古河と、県境を超えた栃木県の野木の学校の学生服まで扱っているようなのである。
それ以上に、これはもしかしてミッキーマウス…?

これこそが、場末の面持ちというものであろう。

そのうち、そこそこ広大なショッピングセンターが見えた。
この辺が、茨城と栃木の県境のようであった。

ここからしばらく歩き、国道4号線に合流したところで、左に曲がるとレンガ釜の入り口になる。

国道を外れて、小さな道に入ると、とうもろこし畑が広がる。
もはや関東とは思えないような畑が広がる。

そして、前方左手方向に煙突がそびえ立っている。
あれが、野木のレンガ釜である。

渡良瀬遊水地付近にあるこの釜は、レンガの製造に必要な川砂と粘土が河川交通で手に入りやすいことからここに建設されたのだと言う。
そして、これが栃木県下都賀郡野木町の唯一と言っていい観光地となったのである。

この窯は、「ホフマン式」と言うのだそうで、交流施設もまた「ホフマン館」と命名されていた。

まずはこのホフマン館に入り、受付で100円を払い、ヘルメットをかぶってレンガ釜に入ることにする。
レンガの中で、レンガを作るわけである。
なんだか不思議な気もする。

いずれにせよ、このレンガ窯を以って、栃木県下都賀郡野木町は収鋲としたい。
(収鋲率:栃木県60.0%、全国52.7%)

さて、この先、渡良瀬遊水池を突っ切って、東武鉄道の柳生駅へ行くことにする。
つまり、徒歩で埼玉県まで行くと言うこと。

Google マップのナビ通りに歩いて行くことにする。
そうすると、鬱蒼とした森林の中の1本道を歩いていくことになる。
左右には、湿地帯が広がっている。
そういえば、この辺は、釧路湿原同様に、ラムサール条約で保護された湿地帯だったか。

それにしたって関東地方とは思えないような広々とした地平線である。
この空色と緑の中を10分以上歩いていく。

すれ違うのはサイクリンググの人たちばかりである。
そういえば自転車を持ってくればよかっただろうか。

そのうち、湖のようなところに到着した。
ここから渡良瀬遊水池である。

釣り客やサイクリストなど、行楽客も多い。
ただし、バーベキューはできないのだと言う。
また、砂浜のような海岸も整備されているのだが、遊泳してもいけないのだと言う。

さて、渡良瀬遊水池をつっきったら埼玉県に入る。

向こうに道の駅が見えるが、今回は先を急ぐことにしよう。

まずは、柳生の3県境へ。
一時期、心ない誰かに荒らされたようだが、現在は復旧しているようだ。
一体全体、どのような目的で荒らしたのやら。

自分の先には、小学生の女の子2名の親子連れが来ていたが、カメラを向けないことにする。
女の子相手だと、いろいろめんどくさいのはわかっているので。

そして3県境を撮影したくらいにしてあとは柳生駅へ。

柳生駅も、ローカル駅の面持ちである。
鈍行列車が来てもさして驚かないほどのミニ国鉄ぶりだ。

さて、ここからは館林行きが来るので、これに乗っていく。
発車まで3分しかないので、急いで駅へ行く。

館林行きに乗るとは言っても、次の板倉東洋大前駅で降りるだけである。

板倉東洋大前駅は、群馬県邑楽郡板倉町の中心駅であるようだが、役場まではそれなりに距離がある模様。
駅前はまるで開発されていない。
衣料品系のショッピングセンターが一応はあるようだが、それ以外は何もない原野なのである。
一応ラーメン屋はあるようだが、すでに午後の中休みに入ろうとしていた。

さて、ここで15時ごろまで待たないといけないのか…
と思いつつ、Googleマップでバスの時刻を調べて見ると、実は13時40分に館林行きがある!?
それなら乗るしかない。

そう思って、13時35分過ぎにバス乗り場に行ったらバスが待っている。
バス会社は「つゝじ観光バス」であるという。
昔であれば東武バスだっただろうか。

いずれにせよ、群馬県邑楽郡板倉町はこれにて収鋲ということにしたい。
(収鋲率:群馬県71.4%、全国52.7%)

そしてそのつゝじ観光バスは館林に向かって走っていく。
役場だけでもそれなりに距離がある。

そして東北自動車道の館林サービスエリアの下を抜け、館林市に入る。
だんだん眠くなり始めた・・・と思った矢先に館林市役所前に到着。

ここが一番館林市立図書館に近い。
ダークツーリズムをする上で、調べておきたい資料があったので、調べることにする。

上毛新聞を含め、地元の資料は、2階の郷土資料室にあった。
郷土資料室は、カウンターの空に奥に招き入れられ形であった。
まずは「群馬県警察史」で事件の発生期日を調べ、その年月日の上毛新聞を出してもらう。
そして、この郷土資料コーナーと言うのは、カウンターから見ると死角にあたるのだ。
まぁいろいろ。

そして図書館を出て、暑い中を館林駅へ向かう。
館林駅へ行く途中で、うどんでも食べてもいいかなと思ったが、あいにくどこの店も午後の中休み中であった。

仕方がないので、館林駅の4番線から出る西小泉行きの中の人となる。

館林の4番線から出た2両編成の電車は、田園風景を走る。
純然たるローカル路線である。

そして、本中野と言う駅で降りることにする。
西小泉から来た2両編成の電車と交換している。

駅員もいて、ここは群馬県邑楽郡邑楽町の中心駅である。
駅前には商店街があるわけではないが、駐輪場が広くとってある。
つまり、高校生の利用が多いと言うことだろう。

少し歩いたところに、セブンイレブンがあるので、ここでおにぎりを買って遅い昼食とすることにしよう。

いずれにしろ、これにて群馬県邑楽郡邑楽町は収鋲とすることとしたい。
(収鋲率:群馬県74.3%、全国52.8%)

さて、あとは戻りの館林行きに乗って大宮を目指すことにする。

館林からは久喜行きに乗り、久喜からは湘南新宿ラインの逗子行きに接続することができた。
この逗子行きが大宮に到着するのは17時43分。

大宮から武蔵野線に直通する西船橋行きの「しもうさ号」が出るのは18時01分。
その間に大宮駅東口の「キンコーズ」で館林でコピーしてきた警察史をPDF化できるだろうか。
18時01分の「しもうさ号」に乗れなければ、次は21時56分。
そうなったらそうなったで、大宮で夕食から副業ブログから全てやるまでである。

まずは大宮のキンコーズを探すところから。
結局、さいたま市立図書館に行く途中にあった。
ここでPDF化を終えてしまう。

そして大宮駅に戻ると、奇跡的に「しもうさ号」に間に合ったのである!
あとはコーナーに座って新八柱に戻るだけ。

車内では日記つけたり何だり。

さて、夕食はどこで食べようか。
三郷の珍来でも良いのだが、以前食べた時、マーボードーフの味が落ちたようなことを書いた。
今でもそうなのかどうかはわからないが、今日はさんざっぱら歩いたので、八柱の焼肉ライクでもいいかもしれない。

それで、新八柱まで直接来てしまった。
そして焼肉ライクで夕食。
しかし一々千九百いくら払うと言うのはどうなんだろう。

そして隣のベローチェで電源を取りながら副業ブログをつける。
明日は、電力逼迫注意報らしいが、寝るギリギリまで喫茶店かどこかでゆっくりすることにしようか。
つまり、電気を使うと言うリスクを、喫茶店などにアウトソーシングさせると言うことである。
なんともプチブル的であることよ…

ところで、さっき熊本で震度5弱の地震が発生したのだという。

それはともかく、21時過ぎに重い腰を上げて帰宅して風呂に入る。
今日は日付が変わる前に風呂から上がることができた。
というか、風呂で使っているアンドロイド端末が、充電していなかったのである。

風呂から上がったらさっさと寝よう。
睡眠時間は長く取るに限る。

今日の決死出演は10名(累計17名)。

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