秋葉原といえばメイド喫茶、メイド喫茶といえば秋葉原。
秋葉原こそはメイド喫茶が唯一の生身の女性との接点であるようなオタクの聖地である。
その秋葉原で数年前に見た、忘れられない光景がある。
それは秋葉原の某JR系列のハンバーガーショップ🍔
そこでオタクらしくノートパソコンを広げて無駄な時間を過ごしていると、女性の声で「そんなことないですよ!楽しいですよ!」と聴こえてくる。
何事かと思うと、ガリヲタ男とメイドさんであった。
メイドさんってあれだろ? メイド喫茶にいるものだろ?
何だってまた外にいるんぞ?・・・①
で、そのガリヲタ男であるが、やたらひがみっぽい。
「僕なんかと一緒に歩いてても楽しくないよね!」
「そんなことないですよ!楽しいですよ!」
かれこれ10分ぐらい、いやそれ以上、この会話だけの応酬なのである。・・・②
だったら男よ、そんなメイドさんは放っといて自分の足で立ち去ればよかろう。
何の必要があって、メイドさんに「楽しくない」思いを何分もさせているのか。
お前さんの認識どおり、メイドさんは楽しいわけがないだろう。
「楽しくない」状況からメイドさんを解放してやってはどうかね?
というか、ガリヲタ君よ、どんな回答を期待していたのだろう?
メイドさんが「うん。楽しくない」と回答したら満足して席を蹴って帰っていったのだろうか?
結局、メイドさんは「楽しいです!」という基本姿勢を崩さないまま、会話は終わることになったようである。
最後、「お荷物お持ちします」と、二人は店を出て行った。・・・③
一体全体、あの状況は何だったのか。
メイド経験者に解説してもらう機会を得ることができた。
今日メイドの日らしいので、5年前に1日復帰イベントした時の写真載せとく#メイドの日2021 pic.twitter.com/xsB5n1PbMq
— ひな🐤すなっくPOWANのママ (@powan723) May 10, 2021
①なぜメイドさんが男と外出を?
→それは「メイドリフレ」と言って、基本は1対1で女の子を「貸し切る」。
マッサージもするが、一緒にゲームをすることもあるし、お散歩をすることもある。
たまに太客が開店から閉店まで借り切ることがある。
そんな子は店にはいない(控室に戻って来ることがない)ので会話もできず「あの子誰?」という状況になることも。
②「どうせ僕なんかといても楽しくないよね」?という応酬
→それはお互いにとってストレスでしかない…
③男の荷物をメイドさんが持って一緒に出て行った。
→メイドリフレでお客さんの荷物を持つなんてことはしない。実は恋人同士だったのでは?
最後の最後でオチが付いてしまった。
別に欠損とは関係ないが、思い出をまた一つ供養した。