ウェイウェイ沔西

今日は1日「鉄なし100万都市」カントーを満喫する。

今日は皆んなで水上マーケットへ。
水上マーケットは直接行くのではなく、昨日の寧橋【ニンキェウ】夜市から船で行くのだという。
ということで、朝も早よからバイクに分乗して𢄂𣎀寧橋(Chợ Đêm Ninh Kiều)へ。

寧橋からは貸切の船に乗って市場を目指す。

寧橋の桟橋では、日よけの編み笠(𥶄蘿 Nón lá)を売っているがこれは女性用。
男衆はココナツの葉で編んだ「𥶄蘿椰(Nón lá dừa)」をかぶっているようなので、こちらを買うことに。
決死モデル:チームY楼山

水上マーケットつまり𢄂浽丐𪘵(Chợ nổi Cái Răng)までは、橋光忠(cầu quang trung)、橋興利(cầu Hưng Lợi)、そして橋丐𪘵(cầu Cái Răng)の3つの橋を潜ることになる。

その橋丐𪘵あたりに差し掛かると、いよいよ物売りの船がやってくる。
果物などを積んだモーターボートが船と同じ進行方向にぴったり寄り添って商売をする、という感じになる。

このような商売の船が、このカントー川に数限りなくあるのだが、その他にも、これらの船のためと思しきガソリンスタンドまであるのには驚いた。

実業家さんは、「ここに住んで商売したいですね。『ドリアンいかがですか』なんて」と言う。
実業家さんの才覚があれば、水上の物売りも一大企業にできるのではないだろうか。

せっかくなので、ココナツの実を買ってみる。
穴を開けてストローを通した状態で売っている。
ちなみに、このようにストローを通してジュースが飲めるのは未熟果の状態なのだという。

また、ドリアンも売っていたが、実の大きさに比べて可食部分がやたら小さいということも分かった。

さて、船はカントー川から支流のような小さな川に入っていく。
いったいどこへ・・・?

川から陸に上げると、自転車でゾロゾロとどこかへ行くようになっていた。

ちょうど昼食時間。
ここで鍋を食べたり果物を食べたりする。
決死モデル:トルソーさんラ・バルバ・デ

また、池の上にアスレチックのようなものがあって、専用の濡れてもいい服を着て、どろんこになってアスレチックをしたりする。

そのうちにカラオケが始まった。
このウェイウェイパリピな雰囲気は凄い。

そのうち、どこかで聞いたような曲が・・・
中島みゆきの「ルージュ」である。
中国語では「容易受伤的女人」としてカバーされているが、ベトナムでは「𠊛情务冬(Người tình mùa đông)」としてカバーされているようである。

〽生まれた時から渡り鳥も渡る気で 翼を繕うことを知るまいに・・・

「え? 知ってるんですか?」
「元々日本の歌ですよ。これは」
「そうですか」

楽しむだけ楽しんだら、後はまた自転車で戻るだけ。
そして船は戻る。

・・・と、夕立ちが降り始めた。
それで船は青いテントを張り出す。

みんな遊び疲れて寝ている。
夫婦ありカップルあり子連れありのベトナム一族郎党ウェイウェイパリピ旅行に参加することになってしまい、結婚して子孫を残すという人間として、いや生物としてごく自然のことに背を向け親戚付き合いも丁寧に破壊してきた自らに思いを馳せることになってしまった。
まあこれも自ら選んだ人生だね・・・

帰りの橋丐𪘵(cầu Cái Răng)には「hẹn gặp lại!(限﨤吏)」と書いている。
一抹の寂しさを感じた。

さて、いったんホテルに戻ってみんな着替えをしている。
ベトナムでは1日のうちで何回も着替えをするのが普通になっているようである。
しかし自分は洗濯物がもう無い。

一緒に行った人が「あんたもランドリー頼もうぜ」と言ってくれる。
こんな安ホテルで、それも明日は朝が早いのにやってくれるの!?
結局、ありがたく頼むことに。

休むだけ休んだら、次は夕食へ。
国道沿いのオープンな鴨鍋屋で食べることに。
骨付きの鴨肉を床・・・というか地面に捨てると、子猫が食べにくる。
その様子をちょっと動画にしてみましょう。

動画の一部に「モッ、ハイ、バー、ヨー!」の掛け声があるが、ここでは「モッ、ハイ、バー、ヨー!モッ、ハイ、バー、ヨー!ハイ、バー、ヨー!」という掛け声になっていた。
ちなみに漢越にすると「𠬠𠄩𠀧𠓺!𠬠𠄩𠀧𠓺!𠄩𠀧𠓺!」という感じになるようである。

で、食べ終わってこれでホテルに戻るわけではなかった。
次は人口の浜でまたウェイウェイ。
ビーチで何かのゲーム的なものをやったのだが、まず2チームに分かれ、1つのチームが立ち幅跳びのような要領で飛んで片足で繋がる。
全員が片足立ちで繋がったら、もう1チームがそれを引っ張って崩す・・・ みたいなゲームだった。

そしてそれだけでは終わらない。
電飾のある橋(Cầu đi bộ Ninh Kiều 橋𠫾步寧橋)で過ごしたりなんだり。

この時、夜23時頃。
明日は朝6時台の飛行機だというのに、よくもまあここまで夜更かし出来るもので・・・

 

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です