ちょっと訳あって愛知県は三河の方へ行くことに。
というか松平健が豊橋の出身とは知らなんだ。
中日新聞 マツケン「楽しみでもあり、恐怖」 県PR動画第3弾 中日新聞 第三弾は奇抜に産業観光をアピール-。県は、豊橋市出身の俳優松平健さん(64)を起用した三作目の観光PR動画「いくいく!愛知育(あいちいく)」を制作し、二十四… https://t.co/ECLoUPrt3m
— 中部地方ニュース (@ChubuNews) 2018年1月24日
三河への旅行の始まりだけに、旅立ちの決モは美川(T)を起用することに。
品川駅から徒歩数分かかる品川バスターミナルからの出発。
バスはなぜか名張行きである。
三河に行くのであればドリームなごやの豊田市駅前や岡崎駅前に止まる便では? ・・・ という気もするが、今回は三重交通の名張行きに乗ることにするのである。
ごく普通の3列シートではあったが、閑散としており窓側の席でもOKだという。
それだけが救いであった。
翌朝の四日市到着は5:00なので、なるべく早めに寝ることにしたい。
高速道路のどこかで休憩を取ったような気もするが、寝ていたので全く分からなかった。
・・・と、
「お客さん、四日市ですよ。降りてください」
まったく暗い四日市で降りることに。
(決モ:トルソーさんの丸尾)
今回は、本当は鳥羽行きのバスを取りたかったのだが満席で、名張行きを四日市までなら取ることができたのである。
ということで5:00に到着して6:04の鳥羽行きを待つ。
まったくもって手持ち無沙汰だが、すぐ横に四日市あすなろう鉄道の駅がある。
そして5:33に西日野行きがあり、5:38に日永で四日市行きと交換する。
この状態で日永で折り返すのはリスキーであるが、その手前の赤堀なら十分戻れるかもしれない。
ということで、あすなろう鉄道で赤堀まで行って戻ってみよう。
ということで、ものの数分のナローゲージの旅。
とは言っても車窓はまだ暗い。
「ナローゲージに乗った」という満足感だけである。
そして赤堀に到着。
ホームの端に切符売り場(ただし今は無人)があるだけの、私鉄にはよくあるような駅である。
(決モ:チームTアンヌ)
さすがにほんの数年前まで大近鉄の一翼を担っていただけに、駅舎も一応は大手私鉄スタイルを保っているものと感心した。
そして日永ですれ違った四日市行きが来たのでそれに乗ることにする。
そしてほんの数分の短い旅は終わり。
そして四日市で鳥羽行きを待つ。
近畿日本四日市のホームの行き先表示は、パタパタのソラリーである。
このソラリーもいつまで保つか・・・
もしなくなると分かったら、また撮り鉄や文字鉄で賑わうだろうか。
さて、6:04の鳥羽行き急行が来たので、バスで寝なかった分を寝ることに。
座席は4扉ながら転クロである。
・・・と、寝ていたら鳥羽に到着した感じなので、同じホーム上の賢島行きに乗り換える。
伊良湖岬までのフェリー乗り場は、鳥羽駅ではなく中之郷駅が近い。
ところで、鳥羽到着時に「赤福」の看板と一緒に決死してると、部活動(サッカーか何か)の試合に行くと思しき中学生たちの集団にニヤニヤ見とがめられる。
決死する上で、この手の子供達は厄介であり、TRS48用語では「チャイルドロックオン」略して「チャイルドロック」と呼んでいる。
田舎の子供達にとって、よそから来たオタクとは、平和なコミュニテイーを乱す異星人であり、排除されるべき存在である。
そして集団スポーツのために闘争本能が普段より高まった状態である。
だからといって、例えば彼らがこちらを攻撃したからと言って、こちらが反撃すれば、一方的にこちらが加害者に仕立て上げられることは目に見えている。
そして彼らは「子供のやったことだから」と無罪放免であるということこともまた目に見えている。
これ以上厄介な存在があるだろうか。
とりあえず、幸運なのは彼らがどうやら中之郷で降りるわけではないようだということである。
それで、中之郷では電車到着時すぐにカメラを出せる状態ではなかったということである。
(決モ:チームY城ヶ崎)
まあいいや。彼らはこの小さな田舎で生存競争を続けていくだけだろうよ。
さて、中之郷は橋上駅であるように見えて、何とホームから直接道路に下りることができる。
その道路の向かいが伊勢湾フェリーの乗り場となる。
豊橋までのバスや電車とのセットの切符を買うことにした。
ただ、伊良湖岬での接続はこの便では10分しかなく、延着したら三河田原行きのバスは待たないで先に発車するのだそうな。
ただ、今日は海も凪いでいるので、船のエンジンのトラブルが無ければ延着ということはおそらくないだろう。
船は快調に伊勢湾を走る。
客は自分のほかには数組だけ、車は数台だけ乗っているようである。
1時間も乗ったところで伊良湖岬に到着。
(決モ:チームY楼山)
フェリーターミナルは新しく、近代的な建物であった。
島原フェリーの三池港みたいなのを期待していると、肩透かしを食うことになる。
さて、伊良湖岬からは豊橋鉄道のバスで行くことになるが、三河田原の駅に行くだけでも小1時間かかるという代物である。
渥美半島は意外に長いのだ。
さて、そんなこんなで三河田原に到着。
ここからは豊橋鉄道の電車である。
(決モ:チームPペギー)
15分に1本来る「地方私鉄の優等生」とも言うべき豊橋鉄道を走っているのは、元東急の7200系なのである。
豊橋鉄道は名鉄系で、名鉄のお古が走っていたにもかかわらず、なぜ東急から・・・?
Wikipediaによれば、
渥美線では、1997年に架線電圧を600Vから1,500Vに変更する際、親会社である名古屋鉄道(名鉄)から7300系の譲渡を受け、すべての車両を入れ替えた。しかし、加速性能の低さから昇圧と同時に実施された増発(15分間隔→12分間隔)に伴うスピードアップに対応できず、昇圧前のダイヤに戻すことになってしまった。そこで、加速性能の向上と乗降時間の短縮を図るため、2000年に導入されたのが本系列である[1]。
・・・ということらしい。
名鉄には、その時点の豊橋鉄道で求める加速性能のある中古車は無かったということだったのね。
豊橋鉄道の短い旅もほどなく終わって新豊橋に到着。
(決モ:チームRナオミ)
国鉄駅に隣接する駅に「新」を付けるのが、いかにも名鉄らしいセンスである。(新岐阜、新一宮、新名古屋、新羽島・・・)
ところで、要件までまだ時間があるので、今度は豊橋市内線にでも乗りましょうかね。
以前にも乗ったことがあるが、この路線は現在の路面電車の中では唯一、国道1号線上を走る電車だという。
歴史的には都電、横浜市電(トロリーバス?)、静鉄清水市内線、名古屋市電、京都市電、大阪市電もそれに入っていたかもしれない。
とりあえず全線乗らないと気が済まない癖が出て赤岩口まで乗りとおす。
路面電車案件だけに、決モはヤギー(T)に登場願うことにするが、光線の関係で嫌なメガネ隈ができることに。
これならむしろ逆光の方がきれいに撮れるという程である。
さて、赤岩口の車庫を撮ったくらいにして、国道1号線上に戻りましょう。
市役所前あたりがいいかな・・・
Googleマップで見ても、この通りには国道のおにぎり看板が全然ないのである。
仕方がないので、距離案内標識から1号線であることを明示している部分から撮影することに。
さて、撮るだけ撮ったらあとは、用件に向かいますか・・・