自ら(自社?)の人生を5文字で表すと「スクール水着」であると言い切るバス会社それは北海道は留萌管内の沿岸バス。
「スクール水着」が5文字かはさておき、その潔さに感銘を覚え、いざ留萌へと赴くこととしたい。
「スクール水着」 pic.twitter.com/160FEaHJRU
— 沿岸バス@7/22-23 天売ウニまつり (@enganbus) 2017年5月26日
全日空の千歳便は、ガルーダインドネシア航空だかどこだかのコードシェア便らしい。
忙しい中バタバタと千歳へ向けて出発である。
(羽田での決死モデルはチームP芳香ちゃん)
コードシェア便は、中国語で書けば「代码共享航班」と書くらしい。勉強になるね~
さてさて、新千歳空港に到着し慌ただしく札幌を目指す。
札幌では札幌駅東改札口の地下のJR北海道バスの切符売り場で沿岸バスの「萌えっ子フリー切符」を買う事ができるので、2日券を買うことに。
基本、沿岸バスの札幌~留萌間は、道央道と深川留萌道を通るのが一般的であるが、1日1往復だけ、浜益や雄冬を経由して留萌や羽幌を目指す便がある。
札幌駅16:10発がその便で、今回はこれに乗って最初の宿泊地である留萌を目指すことにしたい。
(札幌駅前バスターミナル⑪での決死モデルは、トルソーさんの丸尾)
札幌市内を出たバスは、石狩や厚田の浜辺を、日本海の雄大な景色を左手に進む。
厚田村や浜益の幌までは、一応北海道中央バスも数本走っているのだが、留萌管内に抜けるバスとなると、この沿岸バスの1往復しかない。
留萌管内に入ってすぐ、雄冬に到着する。
(決死モデルはチームPみく)
雄冬は平成の初めごろまで、名実共に「陸の孤島」であり、増毛町内にありながら船でしか近づくことができなかったようである。
冬になり海が荒れると、もはや近づくこともできない。
それこそ先のエントリの青ヶ島のようなことだってあったのではないだろうか。
さて、1日1往復しかバスが来ないような僻地の雄冬で、こんな夕方にバスを降りて大丈夫? と思う向きもあるかもしれないが、時を置かずして雄冬~増毛~留萌の普通便が来るのである。
この普通便に乗って悠々と留萌を目指したい。
留萌界隈は夕日を観光資源にするだけに、感動的な風景である。
(にしこくんの中の人は、チームR真夜)
さて、オロロンラインの夕焼けを堪能したら増毛の市街地であるが、増毛駅跡ははがされた線路が物悲しい。
そして、夏至に近い日を旅行日に選んだだけあって、日のあるうちに留萌に到着である。
真夜もスクール水着(というか競泳水着?)に着替える。
今日の宿は留萌。