電影美少女は修正液で

今でこそオタクは権力者の後ろに隠れては「表現の自由」を訴える存在となっているが、昭和の頃の「オタク」なんて扱いはひどいものだった。(S59.8.24サンスポ)
宮崎勤の事件は、それを決定的にしたというだけに過ぎない。

そんな時代のオタクは、あくまで地下に潜って好きなことをしているだけだった。
ましてフィギュアなんて、単純所持していたら人生を誤るほど徹底的に差別される時代でもあった。

そんな時代の息吹を感じる本を。

電影美少女制服図鑑」(竹中清著、1993年)。
別に、オタク迫害の恨み言を書いている訳ではなく、ただ単にアニメや特撮などで出てくるヒロインの通っている学校の制服を扱った本である。

で、この乃公おれが買った以上、この本の中の美少女たちが五体満足でいられるはずはない。

修正液を手にした異常者の手で、少女たちは魔改造されていく。

こんな状態にしてしまったら古本屋に売ることもできず、高校を卒業して上京するタイミングで、密かに捨ててしまった。

ただ、受験生の時期というのは思い出したくもない。
色々な人に迷惑をかけてしまったというのもある。

唯一にして最大の救いは、第一希望の大学に合格できたこと。

そうじゃなかったら、自殺していたか人を殺していたかもしれない。

そんなことを考える父島Peel islandの午前中の「私的devotee史」。

ちなみに、ナイとメア(マジレンジャー出身)も、今後は「人外メン」としてアンドロイドメンと共に脚なし仕事に入ってもらうことにします。

ここまでの決死出演は1名(累計17名)。

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