愛国稼業の夢の跡

財務省の文書改ざんが発覚し、一段と混迷を極める森友学園問題・・・

いっそのこと昭恵夫人が証人喚問に出て関係ない旨喋ってしまえばいいのでは? ・・・なんて思うのは、自分がパヨクだからでしょうか。
いずれ、財務省職員が2名まで自殺している問題です。徹底した真相究明が行われるべきでしょう。

さて、では実際に例の土地に行ってみましょうか。

ということで、新幹線と阪急電車を乗り継いでやってきました件の国有地。
安倍晋三記念小学校・・・ではなく「瑞穂の国記念小学院」である。
決モチームY楼山

実際に来てみると、伊丹空港に出入りする飛行機の爆音がやたら凄い。
そもそも、なぜここが国有地だったかというと、その伊丹空港に出入りする飛行機の爆音の保証のために、国土交通省航空局によって買い上げられた土地だったからである。
それで、国土交通省やら航空局やらがかかわってきているのである。

さて、森友学園は資金難で建設業者にも碌に工事代金を払っていないという。
建て替えるにも取り壊すにも金はかかるしで、今後この建物はどうなっていくのか・・・。

さて、阪急電車に乗っていて思ったのだが、庄内~服部天神というと、これは昭和31年に「庄内事件」が起こった場所・・・!?
ことのついでなので「事件現場を歩く」してみようか。

時は昭和31年2月2日の朝。
阪急宝塚線は、ラッシュの通勤客を乗せて梅田へ走っていた。
そして服部駅を出ですぐのこと。
台車の「エコライザー・バー」(原文ママ)が折れしまった。
イコライザーとはどんなものかは、以下のページを参照ありたい。

ともあれ、台車が故障してしまっては電車を走らせることはできない。
それで、満員の通勤客は線路上に放り出されてしまった。

そして阪急の説明では「隣の庄内駅まで歩いてもらえれば、カラの電車で梅田まで行けますから!」
その言葉を信じて、その60年後に国会で与野党を巻き込み自殺した役人まで出す一大政争の種となる土地を横目に、隣の庄内駅の1.5kmを通勤客たちはゾロゾロと歩いた。
ところが庄内についてみると「そんな梅田行きの電車は出ません」という。

・・・ほな服部からはるばる歩いてきたんは何やってん!?

そこからサラリーマンたちの暴動となった。
梅田行きの電車出すまでは動かへんからな!!!

結局、大阪府警から機動隊まで出て、電車も動き始めて騒ぎは沈静化していく。

そのイコライザー折損が起こったのはどのあたりであっただろう?

服部駅(2013年から服部天神駅)から100m、庄内駅まで1.5kmというその地点は、穂積第三踏切のあたりではないだろうか。

この事件は、阪急の中でも国鉄の特急「つばめ」と競争して勝ったという伝説のP-6型を投入した京都線系統と違い、宝塚線で小型車両ばかり充当されていたことも一因であったという。
紙面でも「中旬から輸送力を増強する予定はあった」と阪急電鉄が言っている通り、その後の輸送力増強は宝塚線を中心に行われていったようである。

さて、また森友学園の話に戻ると、どうせここまで来たのであれば、例の塚本幼稚園も見ておこうか。

一番最寄りの駅はJR神戸線の塚本のようであるが、阪急からだと十三から歩けないこともなさそうである。

十三の駅から淀川沿いに歩いて行くと、詰襟制服の何やら頭の良さそうな生徒がゾロゾロ出てくる。
まさにここが京大合格者ナンバー1を誇った「西の日比谷高校」とも言うべき大阪府立北野高校で、手塚治虫や橋下徹などがここを卒業している。
決モチームPペギー

また、号泣会見で有名となった元西宮市議の野々村竜太郎も北野OBと実に多士済々である。

そしてまた淀川沿いに歩き、1本細い道を入ると目的の塚本幼稚園である。

もちろん今日は春分の日で幼稚園は休みで園児たちはいない。
一時期、その極端に愛国的な教育方針が全国的に槍玉に上がり、体罰などの実態も暴露され、保護者説明会も紛糾し、現在では極端な愛国主義的な教育方針は鳴りを潜めているのだという。

ところで玄関先にあるのは奉安殿・・・?
と思ったら、単なる鳩時計のようだった。
しかしまるで奉安殿と思わせられるのはやはり塚本幼稚園である。

さて、森友学園問題はどうなりますやらね・・・

 

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