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メンバーのスカウトについて
北朝鮮の喜び組の場合
日本では「喜び組」と呼ばれているが、北朝鮮ではこの言葉は使われていない。朝鮮労働党中央党5課という部署が女性を選抜するため、この部署が選抜の対象とした女性のことを「5課対象」あるいは「5課処女」と呼んでいるという。
5課対象となるにはいくつかの過程を経るらしく、まずは16~17歳の少女をこの5課の役人が直接選抜していく。女性の家族に問題がないか、親戚に脱北者や反動分子などの容疑で処罰された政治犯はいないかという点が審査対象になるらしい。もちろん、その容姿が美しいか、病気を持っていないかも検査される。
TRS48におけるメンバーの拉致
楼山早輝(元ゴーオンジャー)の場合
Wikipediaによれば、汚れた環境を好み公害を撒き散らそうとする機械生命体「蛮機族ガイアーク」が猛威を振るって地球上の大気を汚していたものに対し、炎神戦隊ゴーオンジャーの一員として、鹿児島県出身でパティシエールを目指していたはずの楼山早輝も戦っていたのである。
結果、ゴーオンジャーはガイアークに買って地球の大気はきれいになったのはよかったものの、楼山は何の拍子でか拉致されてしまい「特定失踪者」入りすることになってしまった。
それはガイアークや北朝鮮どころではない悪の秘密結社であり、「女性美に両腕は必要ない」「歌姫に両腕は必要ない」と理由を付けられ、何と両腕を■■されてしまったのである。
点滴をどこにどうやって刺しているのかはともかく、ある種の人体改造手術をされたと言っても過言ではない。
この様にして、何が何だか分からないまま「喜び組」みたいな組織の一員にさせられてしまったのである。
そして「チームY」と名付けられた小グループに入れられて、元々どこかの戦隊で戦っており、勝利したはよいがいつの間にかさらわれて来たという、似たような境遇の少女たちと一緒に歌舞音曲をやらされる羽目と相成ったのである。
ラジエッタ(元カーレンジャー)の場合
ファンベル星の第2王女という高貴なお生まれのラジエッタは、宇宙中を荒らしまわる宇宙暴走族ボーゾックの地球侵攻を止めるために戦っていたカーレンジャーに憧れてはるばる地球まで来て、ほとんど押しかけるような形で6人目の戦士として戦っていたものである。
結局、これまた勝利を収めることになったわけだが無事にファンベル星に帰れることになったかと言えばさにあらで、ボーゾックどころではない恐ろしい組織に拉致されることとなり、やはり人体改造を施されることと相成ってしまったのである。
何の因果でかこのよう体にさせられてしまった彼女は、やはり同じように「腕がない方が美しいから」という理由だけで人体改造を施された他の戦隊出身の少女たちと一緒に、これまた歌舞音曲をやらされる羽目になってしまった。
彼女が入れられたのは「チームWB」という、それぞれの戦隊でブルーやホワイト等の色で戦っていた女性戦士が集められる小グループであった。
時空を超える例
この悪の秘密結社のスカウト網は、何も現代に限ったことではなく、タイムマシンを駆使して大昔にまで網を広げる大々的な捕り物陣打って出たのである。
たとえば初代ウルトラマン出身の富士明子(現チームT)は昭和41年まで行って拉致してきたものであるし、ゴレンジャー出身のペギー松山(現チームP)は、昭和50年までタイムスリップして拉致してきたものである。
昭和の時代にのんびり暮らしていた彼女たちにとっては誠にもって迷惑千万な話である。