大黒ふ頭のDP

コロナウイルス騒動で、日本の対応が国際的に非難に晒されている。

なぜ横浜港に停泊中のクルーズ客船「ダイヤモンドプリンセス」船内の客を閉じ込めたままにしているのか。
香港の「ワールドドリーム」は既に船客全員の検査を終えて下船させたというではないか。

日本ではなぜそれができないのか。
その辺りを、実際の医師がツイートしている。

「香港は検疫しただけ。保菌しているかどうかまでは検査していない」という。
ということは、下船した結果陽性であってもワールドドリームは知らないよ、ということ。

いっそ日本もそうした方が良かったのだろうか?
ダイヤモンドプリンセスから下船した誰かがスーパー・スプレッダーになっても「世界的に批判されたら仕方なくおろしたんだもん。あとは知らないよ」を決め込むか?

批判されているのは「検査体制の遅さ」ということである。

PCR検査すればいいのではないか、というが、コストが高く、必ず陽性か陰性か判別できるものではないのだそうで、コストパフォーマンスが悪いのだという。

では国際的な批判の前にどうすればいい・・・?
船内で感染が拡大するというリスクは現実としてあるわけで。

「皆さんがどうしても下船させろというので、簡単な検査だけしておろすことにしました。パンデミックになったらその時はその時ということで」

・・・とか?

結局厚生労働省は、今日に入って下船の方針を固めたらしい。

さてそのダイヤモンドプリンセスは、今なお大黒ふ頭に係留されている。

大黒ふ頭に行くには、公共交通機関の場合、鶴見駅から横浜市営バスが出ている。
朝晩は工場の出退勤時間なので、10分に1本という高頻度で出ているが、日中は1時間に1本だけ。

田町から京浜東北線で鶴見に到着し、6番のバス乗り場から17番のバスに乗り大黒ふ頭を目指す。
大黒ふ頭というのは島になっており、島内の各地を回って鶴見駅に戻るという系統である。

今回乗ったバスは、15:00に鶴見駅を出て15:20に大黒税関前に到着。
そして色々回って15:32にまた大黒税関前に戻り、鶴見駅に戻るという系統である。
これを逃すと1時間何もない小雨の中を待ちぼうけを食わないといけない。

写真撮影自体はそれほどやりにくくはなかった。
ただ、窓からこちらを見ている客もいるので、それは申し訳なく思えた。
決死モデル:チームTエリー

さて、撮るだけ撮ったらまた鶴見駅に戻る。
まだ15時台だったので、山下ふ頭の客船ターミナル側からも撮ることにしたい。

ということで、京浜東北線でまずは桜木町へ。
桜木町からは巡回バス「あかいくつ」で客船ターミナルを目指すことにする。
決死モデルは、中の中の人が横浜出身のチームY城ヶ崎(メガレンジャー出身)にお願いしたい。
彼女はいつも、横浜を「横濱」と表記している。ハマっ子には何らかのこだわりがあるんだろうか。

県庁裏で降りて徒歩で客船ターミナルを目指す。
ターミナルには出国設備もあるらしいが、定期国際航路ってあったっけ・・・?
というか、今回のようなクルーズ船か。

さて、デッキに立ってみると霧でベイブリッジもダイヤモンドプリンセスもほとんど見えない。
写真にするとなおさら・・・

それでもどうにか写真に収めることにした。
後はバスで桜木町駅に戻り、横浜駅から松戸に戻るだけ。

・・・と思ったら、サフィール踊り子の試運転がやって来た。
これがサフィールか・・・!

ちなみに「サフィール」というのは、サファイアのフランス語読みなのだという。

あとはグリーン車にでも乗って帰りましょ。

 

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